【ゲレンデレポート】白馬コルチナスキー場でツリーラン&圧倒的パウダースノー!
みなさんはツリーランってしたことありますか?
非圧雪の雪の中、自然と一体になれる感覚を楽しめる一方、遭難やケガのリスクがあったりしてなかなか挑戦できない人もいるのではないでしょうか?
今回はそんな人にオススメの白馬コルチナスキー場を紹介します!
※ツリーランは常に遭難やケガのリスクがあります。
この記事も決して手放しでツリーランを助長するものではありません。
ツリーランをしたい人は、注意点まで読んでリスクを把握したうえでやりましょう。
この記事はどんな人向け?
・ツリーランがしたい人
・パウダーランがしたい人
・白馬エリアのゲレンデを探している人
目次
ゲレンデ情報
基本情報
所在地:〒399-9422 長野県北安曇郡小谷村千国乙12860-1 Google Map|Yahoo!地図
電話:0570-097-489
最寄IC:長野自動車道 安曇野ICから約63km(1時間半ぐらい)
北陸自動車道 糸魚川ICから約41km(1時間弱ぐらい)
上信越自動車道 長野ICから約58km(1時間半ぐらい)
営業時間・料金などはその他詳細は公式ホームページ:https://www.hgp.co.jp/cortina/ski/index.html
Official Blog:ゲレンデレポート
Faceboook:白馬コルチナスキー場
Instagram:白馬コルチナスキー場【公式】
コース
後述の通り、幅広いレベル感のコースラインナップです。
池の田ゲレンデは非常に幅も広く、家族連れにも安心のコースです。
自己責任エリアがかなり広範囲にわたって開放されています。
一部赤色で示される滑走禁止エリアもあるので、注意しましょう。
今年の情報
2019年12月25日現在
山麓12cm、山頂30cmとまだまだ積雪が十分でないようです。
年末から年明けにかけてが一応雪予報になっているので、そこでの積雪に期待です。
最新情報は公式ホームページに10分ごとに更新されるライブカメラとfacebookがあがるようなので、行く人はチェックしましょう。
2020年2月3日追記
積雪は山麓80cm、山頂145cmでコースは基本的に全面オープンしています。
ツリーランエリアもオープンしていますが、やはり少雪なのは否めない状況のようです。
2020年2月5日追記
今シーズン最強の寒気ということで、これはかなりパウダーが潤いそうです!
2020年2月15日追記
積雪はだいぶ増えましたが、暖かくて融雪の懸念があるようです。
滑走時はご注意ください。
2020年2月25日追記
まただいぶ減ってきましたね…。
滑走時はブッシュやホールにご注意ください。
ポイント
白馬の中でも屈指の雪質とツリーランエリア
白馬は雪質が世界的にも有名と言うことで、外国のスキーヤー・ボーダーの人たちも多く訪れるエリアです。
極上の雪質を味わえるのはこの上ない魅力ですが、特にツリーランができる自己責任エリアでは非圧雪のありのままパウダーで味わえるので、まさにここでしかできない体験ができると思います。
僕も2019年の年明けに行きましたが、外国から多くの人が訪れるのも納得のパウダーのクオリティでした。
なんと公式サイトには動画も載っていたのでよければご覧ください(音出ます)。
つぼ型のコースレイアウトで迷子の心配なし
自己責任エリアは常に遭難とケガの危険がつきまといますが、コースがつぼ型(すり鉢状)になっており、降りることができさえすれば、ホテルの前に出ることができます。
そういう意味では遭難のリスクは通常よりは少し低いと言えます。
ワイドな緩斜面から急斜面、ツリーランが可能な自己責任エリアまで豊富なレベルのコース
このゲレンデはレベル感が豊富です。
池の田ゲレンデは幅は非常に広く(約200m)、ファミリーにも安心なコースです。
ナイター開放もされるようです。
一方、稗田(ひえだ)山コース2やジャイアントコースは平均斜度が30度超える上級コースです。
加えて、ツリーラン可能な自己責任エリアもあるので、実はファミリーからツリー好きの上級者まで楽しめます。
ホテルに泊まるなら降りて目の前がゲレンデ
山麓にはホテルグリーンプラザ白馬という赤い屋根の洋館のような出で立ちのホテルがあり、出ればド真ん前がゲレンデとなっています。
ここではなく、他のゲレンデが目の前のホテルにしか泊まったことがないですが、目の前がゲレンデはものすごく楽です。
楽すぎて逆に思わずダラダラしてしまうこともありますけどね。
注意点
ツリーエリアはあくまで「自己責任エリア」
自己責任エリアというのは、安全管理がされていないので、あらゆる危険から自分で身を守る必要があります。
木・人工物・石への衝突、雪庇からの落下、パウダーでの窒息など、どれも最悪命を落とす危険があります。
十分にリスクに備えて、緊張感を持って臨んでください。
とても大事なことなので、コルチナのホームページから注意書きを全文引用しておきます。
■自己責任エリアは安全管理を行っておりません。
引用元: 白馬コルチナスキー場公式ホームページ
Areas beyond the ski slopes are not patrolled or maintained.
■自己責任エリアはたいてい急な雪崩地形であり、様々な印の無い危険が存在します。それは岩、崖、木、切株、人工工作物、雪崩跡、変化する雪のコンディションなどで他にも様々あります。またコース外での救助活動は非常に時間がかかります。
There are many hazards out of bounds, bare spots, rocks, stumps, trees, collisions with natural objects, man-made objects.
Rescue operation out of bounds, if available, will be may take time.
■単独での滑走は非常に危険です。
We recommended you not to go off by oneself out of bounds.
■自己責任エリアの最終下山確認作業は行いません。
The patrollers would not check out of bounds area at the end of ski resort operation.
■滑走される方は自己責任において行動してください。
You need to be responsible and always stay in control.
■自己責任エリアで事故が発生し、スキー場パトロールが捜索救助活動を行う場合、スキー場は当事者に実費を請求します。
You are responsible for the fee of search and rescue operation at any out of bounds areas.
All expense will be charged.
つぼ型とはいえ、ツリーランはコース選びに注意
つぼ型で降りることさえできればホテル前にでることができるコルチナですが、「降りることさえできれば」ということに注意してください。
コース取りによっては、ものすごく高低差が激しいところにでることもあります。
降りれないことはないところもありますが、場所によっては危険なところもあるので、目の前だけでなく、常にコースの先がどうなっているか注意しながら滑走しましょう。
プラン
実際に行こうと思うとプランは何通りかあると思います。
①自家用車で
車がある人は自家用車で行くので問題ないと思います。
むしろそれが一番行きやすいと思います。
こちらからカーナビをセットしましょう。
ただ、コルチナは白馬の中でも奥地にあるので、関東からであれば宿泊が無難だと思います。
コルチナは白馬の中でも少し外れたところにあるので、泊まるなら麓の赤い三角屋根が目印のホテルグリーンプラザがオススメです。
ゲレンデも直結なので非常に便利です。
②バスツアー
車がない場合はバスツアーが選択肢の1つとしてあります。
日帰りのものも宿泊付きのものもありますが、いずれも早朝や夜に都市部に集合して、同じところに戻ってくるものが多いです。
メリット
- 乗っているだけでいいので行き帰りは寝ることができる
- 夜発なら滑走時間も十分取れる
- リフト券やレンタル付きなど比較的お得なツアーが多い
- レンタカーより割安
デメリット
- 渋滞にハマると行きなら滑走時間が減る、帰りだと終電がなくなる懸念がある
- 到着時間によるが、朝発の場合は滑走時間は短めになることが多い
- レンタルなしで道具を持参する場合、持って行くのが大変なうえに意外と割高になる可能性がある
- トイレ休憩やトイレ付車両などはあるが、小さな子供がいるとフレキシブルな対応は難しい
これらを踏まえると、
- オールレンタルの人
- 大学生など車のない人
が向いていると思います。
が、上述のように、コルチナは白馬の中でも奥地なので、宿泊プランの方がオススメで、実際にツアーも日帰りではほとんど組まれていません。
少し外れたところにあるので、他に行くよりはやはり麓にある赤い三角屋根のホテルグリーンプラザ白馬に泊まるのが定番でオススメとなります。
おわりに
白馬コルチナスキー場を紹介してきましたが、どうだったでしょうか?
自己責任エリアということで少しビビらせてしまったかもしれませんが、実際危険が伴うのは事実です。
ですが、それと同時に至上の自然を感じることができるのがツリーランです。
自らハイクアップするわけではないので、バックカントリーとまではいきませんが、それよりは手軽(というと語弊がありますが)に自然を楽しんでみてはいかがでしょうか?