【ノウハウ】初めてのキャンプでのポイントは衣食住の確保!

キャンプって最近流行っていますし、興味はあって初めてみたいけど、何からやったらいいの…っていう初心者キャンパーさんは多いと思います。

キャンプを楽しい思い出にするために、気を付けてほしいポイントはやはり衣食住をいかに確保するかかなと思います。

今回はそんな初心者キャンパーさんたちの初めてのキャンプの後押しをできれば幸いです!

この記事はどんな人向け?
・初めてのキャンプに挑みたいソロキャンパー
・子供を連れて初めてのキャンプに行くパパ・ママ
・1回目のキャンプで辛い思いをしたキャンパー

1.「衣」

まず衣食住の「衣」にあたるところですが、注意したい点は2つです。

  • 不必要な肌の露出は避ける
  • 少なくともいつものプラスワンを心がける

▲目次へ戻る

不必要な肌の露出は避ける

キャンプに行くときにだいたい気になるのは虫の問題です。
虫よけスプレーや蚊取り線香を使ったとしてもすべての虫に効果があるわけではないですし、100%防ぎきれるわけでもありません。

真夏に無理して何が何でも長袖!でなくてもいいと思いますが、いつもよりは肌の露出を抑え目にすることを意識した方が無難だと思います。

肌の露出を抑えておけば枝にひっかけたり、つまずいたときにケガをするリスクも下げることができます。

▲目次へ戻る

少なくともいつものプラスワンを心がける

キャンプでありがちな失敗に夏であっても寒すぎて夜寝られないというのがあります。

実際僕が子どものときに初めて行ったキャンプでも真夏の8月だったにも関わらず、寒すぎて寝れませんでした。

子どもだった僕は両親の寝袋と二重にしてことなきを得たわけですが、かわりに両親は凍死寸前で車に避難したり、缶コーヒーを買ったりして夜明けを待ったそうです。(親の愛ですね…)

後述の住環境を整えることとも関連しますが、是非真夏でも上着をプラスワンで持って行ってください

使わなければそれはそれで御の字、やはり寒くて寝られない、耐えられないというのが一番辛いですからね…。

▲目次へ戻る

2.「食」

バーベキューはあくまで選択肢の1つ

バーベキューってキャンプというえばマストという感じがしてしまうと思うんですが、初めてのキャンプでテント立てて、火を熾(おこ)して、バーベキューして、は実はなかなか忙しかったりします。

そんなときには思い切ってバーベキューをカットしてインスタント!としてしまったり、食材を焼くのもバーナーを使ってしまう、というのもありです。

ただのカップラーメンでも外で食べるとそれだけでおいしかったりするもので、僕もソロキャンのときなんかはカップラーメン+チョリソーをバーナーで炙るみたいなことが多いです。

バーベキューをカットすると炭⇒不要、たき火もカットなら焚き火台も不要ということで、グッと荷物も当日の作業も減らすことができます。

焚き火やバーベキューこそ醍醐味という話も分かりますが、最初ぐらいは楽しちゃってもいいんじゃないでしょうか?

▲目次へ戻る

3.「住」

「住」を整えられるか否かで夜寝られるか否か、が変わってきます!
と言っても、全部揃えようと思うとかなりお金がかかるので、最初はうまく工夫しながら用意すればOKです。

▲目次へ戻る

テント

これはコテージなどに泊まる場合を除いて、基本的にはマストアイテムかと思います。

今はグランピングができる大変高級なものから、ホームセンターで買えるワンタッチのポップアップのものまでさまざまなものがあります。

キャンプ場の天気は変わりやすく、雨に見まわれることも多いので、買うのであれば、個人的には2~3万円ぐらいのエントリーモデルのテントをお勧めします。

が、これからもキャンプするかどうかやってみないと分かんないよ、って人はキャンプ場のテントをレンタルしてみるのがいいと思います。

最近は大きいところでは後述のマットやシュラフも合わせて一式借りれたりするので、買うにしてもそれでお試ししてからって言うのも一つの手ですね。

ちなみに買って持って行く人は組み立て方もぜひ確認してから行きましょう。
最近は組み立て動画などがあがっていたりするのでとても便利ですよ。

例えばColemanのテント・グラウンドシート・インナーマットがセットになっているものは全部揃って比較的安いです。

僕もこのセットをAmazonでポチったところからすべてが始まりました。

▲目次へ戻る

マット

これは初心者キャンパーさんにとってはけっこう盲点かもしれないんですが、ある意味次のシュラフ(寝袋)よりも大事かもしれません。

テントって基本的には布きれを棒で突っ張って立てているものなので、どうしても床のクッション性が十分とは言えません。

テント付属(別売りの場合も多い)のインナーマットみたいなものもあるにはあるんですが、やはりそれだけだと感覚としてはそのまま地面に寝ているような感覚です。

加えて、季節によっては固いだけでなく、底冷えと言って地面から冷えが伝わってくることもあります。

もちろんいろいろ高級で機能的なマットも売ってますが、最低でも敷くようの毛布があったりするだけでもだいぶ違います。

▲目次へ戻る

シュラフ

シュラフとは寝袋のことです。
大きく分けて以下の2種類あります。

  • マミー型:頭まですっぽり覆われるタイプ
  • 封筒型:文字通り封筒のようになっており、頭の周りは覆われない

だいたいホームセンターで売っている安価なものは封筒型のものが多いですが、真夏以外は寒い場合が多いです。

と言ってもいいシュラフは驚くほど高いので、ホームセンターの封筒型の薄めのものを持って行くなら、厚めの上着を持って行く、かける毛布を持って行くなどの工夫をしておくと安心です。

▲目次へ戻る

4.季節

キャンプと言えば夏のイメージがあると思います。
ゆえに、無意識のうちに毎年夏になるとキャンプしてみようかな…という気持ちになっているのではないでしょうか?

ただ、毎年キャンプ実行に至らないあなた、もしくは1回目に夏を選んで失敗してしまったあなたは季節を選ぶという視点を加えるといいかもしれません。

▲目次へ戻る

あえて夏を避ける

キャンプと言えば夏なのは間違いないと思うのですが、夏は暑くて汗もかくからお風呂に入りたくなったり、寝苦しくなったりします。
また、虫も多く都会育ちで苦手な方にはそれだけでストレスになります。

普段と慣れない環境に挑戦するに当たり、なかなかハードな環境となりますので、そこはぜひ環境要因のハードルが少し下がる秋を選択してみるのはどうでしょうか?

その分少し防寒は必要になる場合もありますが、それは夏でも多かれ少なかれ必要なものなので、不快指数としては低いのではないかなと思います。

最近はキャンプブームなので、秋のキャンプ場も昔よりはだいぶ賑わっていますが、混雑と言う点でもやはりハイシーズンの夏に比べるといくらかマシだと思います。

最近は秋キャンプや冬キャンプなど夏以外のキャンプも珍しくなくなってきていますが、ぜひ初めてのキャンプを検討中の方こそ秋キャンプを選択してみてはいかがでしょうか?

▲目次へ戻る

5. キャンプ場

世の中にはたくさんのキャンプ場があり、地形の特徴やシステムなど様々ですが、選ぶときに参考にした方がよさそうなポイントを教えます。

▲目次へ戻る

予約ができる・区画サイトがある

普通の旅行でホテルに宿泊するときは予約をすることがほとんどかと思うのですが、キャンプ場だと必ずしもそうではありません。

キャンプ場には大きく分けると以下のタイプがあります。
・予約ができる/フリーサイト
・予約できない/フリーサイト
・予約ができる/区画サイト
・予約できない/区画サイト

予約できない:早い者勝ちで場所を確保していく

フリーサイト:そのキャンプ場の中であれば、どこでもテントを立てていいというタイプ

区画サイト:逆にロープや柵などで範囲が決められていて、その中でテントを立ててくださいと言うもの

この中で安心してキャンプができるのはやはり、予約ができる/区画サイトタイプだと思います。

初めてキャンプに行くときって何かと予定と違うことが起こったりして焦ってしまうことがあると思います。

例えば、思わぬ渋滞・道に迷う・忘れ物・食材の買い物に時間がかかるなど予想外のことが時間が遅くなりがちです。

そんなときに自分が予約できない/フリーサイトのキャンプ場に行く予定だと、地面が平らでないなど、いいところが取れないかもしれないし、最悪いっぱいになってしまってテント設営不可なんてことにもなったりします。

トラブルがあって少し時間が遅くなったとしても、キャンプする場所が確保できているというのは当たり前のようでいてとても安心できる要素です。

僕もいまだに予約ができるところが安心なので、そういうキャンプ場を選びがちです。

▲目次へ戻る

なるべく近い

非常にシンプルですが、近いということはやはり楽です。

車で行くにしても移動が長いとそれだけ疲れますし、上述のように時間が遅れたりする外乱因子となります。

最初はキャンプだけに集中するためにもなるべく近い場所を選んでみてはいかがでしょうか。

▲目次へ戻る

トイレが快適

最近ではトイレが水洗と言うキャンプ場も多いですが、中にはいわゆるぼっとん便所だったり、紙がおいてなかったりというところもあります。

特に女性や子供と一緒に行こうと思っている方はトイレが快適なところを選ぶと面倒事が1つ減るのではないかと思います。

▲目次へ戻る

草原サイトがある

これはテント設営時や片付ける時のことを考えてのことですが、テントは使うことでどうしても汚れます。

湖畔や静かな森の中でというのは 雰囲気がとてもいいですが、地面の土が湿っていることが多く、片づけのときに初心者キャンパーさんは手こずってしまうかもしれません。

もちろん湖畔や森林サイトにあこがれがあり、そこでキャンプをする!というのがモチベーションの場合は問題ないのですが、特に理由がなければ草原サイトを選ぶと、準備のときもその辺りにものを置きやすかったり、片付けも汚れづらかったりで少し楽です。

▲目次へ戻る

車が横付けできる

オートキャンプの場合、たいてい横付けできたり、できなくても荷物の積み下ろしのときは横付けOKなところが多いですが、たまに駐車場に車を停めてからテント設営場所まで長距離荷物を運搬しなければならないことがあります。

キャンプはただでさえ荷物が多くなりがちですが、その上長距離運搬となると、それだけで疲れ切ってしまいます。

車を横付けできるところならトランクを開けて荷物を下ろすだけで設営できるだけでなく、どうしてもテントで寝れないなどいざというときに車の中に緊急退避することもできたりします。

キャンプ場によっては電源まで完備と言うところもあったりしますが、少なくとも車を横付けできると無駄な運搬は減るのでだいぶ楽です。

▲目次へ戻る

6. キャンプのプラン

ここまでいろいろ読んで準備万端!となればあとは当日何をするかというプランですが、ここも初心者キャンパーさんにありがちな罠があります。

▲目次へ戻る

詰め込みすぎない

これは一番ありがちかと思います。
せっかくキャンプに行くんだから、テント立てて、バーベキューして、キャンプファイヤーして、釣りやアクティビティにも挑戦したいと欲張りたくなってしまうんですが、初めてのキャンプにトラブルはつきものなので、あんまり詰め込みすぎないことも最初は大事です。

あまった時間をのんびり贅沢に使えるのもキャンプの醍醐味です。
そもそも時間が余らないなんてこともたくさんありますしね。

張り切り過ぎない程度、が案外丁度好かったりします。

▲目次へ戻る

デイキャンプ

ここまではテントで泊まるというキャンプを前提に書いてきましたが、やっぱりハードル高いよ…って人はデイキャンプでそとごはんから初めて見るのはどうでしょうか?

デイキャンプでも立派なキャンプだと思いますし、まずバーベキューだけ、次はテントも立ててデイキャンプ、という順にステップアップしていくのも全然ありです。

デイキャンプだと遠くまで行かなくても大きめの公園で火を使えるところもあったりするので、週末のお昼に気軽にやってみるのはどうでしょうか?

▲目次へ戻る

7. 最後に

長々とたくさん書いてきましたが、キャンプにこうしなければダメ!みたいな決まった形はありません。
逆にこんなイメージだけど少し不安だな、というところが少しでも解決できていれば幸いです。
みなさんも楽しいキャンプライフを始めてみませんか?

▲目次へ戻る

具体的に初心者でも安心のキャンプ場をお探しの方はこちらもどうぞ。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です