【ゲレンデレポート】白馬岩岳スノーフィールドは360°パノラマビューのちょっと穴場ゲレンデ!?
みなさんは白馬岩岳スノーフィールドへ行ったことはありますか?
岩岳と言えば、毎年学生のスキー大会が開催されるため、学生時代に競技スキーをやっていた人は聞き覚えがあるゲレンデだと思います。
白馬と言うと他にも有名ゲレンデがたくさんあるので、そちらを選びがちなのですが、今回は白馬岩岳の魅力をご紹介したいと思います。
この記事はどんな人向け?
・白馬の中で比較的空いているゲレンデを探している人
・家族連れだけど、山頂からの眺望も楽しみたい人
目次
ゲレンデ情報
基本情報
所在地:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城12056 Google Map|Yahoo!地図
電話:0261-72-2474
駐車場:4か所、計1,300台、無料
最寄IC:長野自動車道 安曇野ICより約60km、約70分
上信越自動車道 長野ICより約60km、約70分
北陸自動車道 糸魚川ICより約40km、約40分
営業時間・料金などその他詳細:公式ホームページ
Twitter:@HakubaIwatake
Instagram:白馬岩岳スノーボードスクール
Facebook:@hakubaiwatake、@IwatakeLoveSnowPark
コース
概説
白馬岩岳スノーフィールドはゴンドラ1基、リフト11基、コース数26のゲレンデです。
ゲレンデはその名の通り独立峰岩岳に広がっており、標高は山頂で1,289m、山麓で750mで、白馬の中では低めの標高です。
ゲレンデは山麓のビレッジサイドと山頂のマウンテンサイドで大きく2つに分かれています。
ビレッジサイドとマウンテンサイドはゴンドラに加えて中央高速リフトでも接続しており、混雑時はリフトの方を使うとよいです。
マウンテンサイドは山頂から360°にゲレンデが広がっているのが珍しいです。
360°に広がっていることによるパノラマビューや、北側斜面にあたるヒルサイドエリア・日影ゲレンデやIwatake back bowl(山頂を挟んで山の反対、西側斜面)の非圧雪パウダーが魅力です。
また、全国学生岩岳スキー大会が毎年開催されており、その期間中は一部コースが規制されます。
パーク
パークは北側斜面の3線リフト沿いにDC PARKがあります。
パークが他のコースと独立していて、この3線リフトで回すことを想定されているのが特徴です。
アイテムはキッカーからジブまで幅広く、初心者から中上級者まで楽しめるように、というのがコンセプトです。
実際アイテムはキッカーは大小複数、ワイドボックスから各種レールまでと豊富で、マウンテンサイドにあるため雪質も安定しています。
ファミリー
白馬岩岳は子供向けのWood Parkが山麓ではなく、ゴンドラで上がった山頂広場にあります。
また、サウスゲレンデには初級者コースが揃っているため、家族連れ・初級者でも山頂に上がって滑ることができます。
360°パノラマビューがひとつの売りである岩岳においてこれはなかなかのメリットだと思います。
託児所は以前はあったようですが、なくなってしまったようですね。
温泉
山麓には岩岳の湯があり、ゲレンデ帰りに日帰りで入っていくのがオススメです。
泉質は海水に似た塩分の高いお湯で湯冷めしにくく、お値段も600円とリーズナブルです。
※価格は2019-2020年シーズン調べ
今年の情報
2020年2月20日現在
山頂90cm、山麓30cmと雪は少なめです。
コースも上級コースや非圧雪コースがだいたいクローズしている印象です。
一方、圧雪バーンはきれいに仕上がっており、天気に恵まれればかなり滑りやすくて気持ちよさそうですね。
パウダー目当てでなければ十分に楽しめるコンディションと言えそうです。
また、パークはアイテム多数でオープン状況は良好です。
ポイント
比較的空いているゲレンデ
白馬には他にもゲレンデがたくさんあることもあってか、その中では比較的空いている印象があります。
マウンテンサイドに上がるゴンドラは混みますが、リフトを乗り継いでも山頂まで上がれますし、雪質的にも混雑的にもさっさと上に上がってガンガン回すのがオススメです。
特にIwatake back bowlは穴場で狙い目のコースです。
意外と充実しているパーク
上述の通り、パークはアイテムがたくさんあり、初心者から中級者まで楽しめる充実のクオリティとなっています。
白馬でパークというとHakuba47が浮かんできますが、意外と(と言ったら怒られるかもしれませんが)オススメできるパークです。
リーズナブルに楽しめる岩岳の湯
1日滑ったあとに目の前に岩岳の湯があるので入っていくのをオススメします。
塩分濃度高めのお湯は湯冷めもしづらく、ゲレンデで冷えた体を温めるのに最適ではないでしょうか。
注意点
長距離を滑るのには不向き
白馬岩岳にはゴンドラがあり、山頂から山麓への下山コースもありますが、そのコースはあまり幅も広くなく、下山コースをゴンドラで回すのには不向きです。
どちらかというとマウンテンサイドへ上がってリフトを回すという方がこのゲレンデにはあっていると思います。
山麓の雪の融けやすさ
山麓の標高は750mと低めのため、午後になると雪が融けがちです。
初心者コースは上にもあるので、マウンテンサイドに上がって楽しむという方が向いていると思います。
アクセスプラン
①自家用車
車をお持ちの人は自家用車で向かうと思います。
白馬は豪雪地帯なので、スタッドレスタイヤorチェーンを確実に準備して向かってくださいね。
カーナビセット⇒ Google Map|Yahoo!地図
また、白馬は宿泊施設も多いので、泊まりでの訪問もオススメです。
②新幹線ツアー
白馬に新幹線で行く場合、北陸新幹線で長野⇒高速バスで白馬まで移動と言う流れになります。
やや面倒ですが、快適性を求める場合はオススメです。
関東発 白馬岩岳スノーフィールド 行 宿泊付き新幹線ツアーを探す
③バスツアー
車をお持ちでない人でかつなるべくリーズナブルに済ませたいという人はバスツアーがオススメです。
レンタル込みのプランもあるので、お得に荷物を減らすことも可能ですし、検討してみてはいかがでしょうか?
関東からだと夜発なら日帰り(行くときは車中泊)でも可ですが、けっこう遠いので、宿泊のほうがオススメです。
関東夜発 白馬岩岳スノーフィールド 行 宿泊付きバスツアーを探す
関東朝発 白馬岩岳スノーフィールド 行 宿泊付きバスツアーを探す
関東夜発 白馬岩岳スノーフィールド 行 日帰りバスツアーを探す
おわりに
白馬岩岳スノーフィールドについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
周囲にあまりにも有名なビッグゲレンデが多い中、それに比べると白馬岩岳の規模は少し小さめになるためほかのところに行ってしまいがちなのですが、それゆえにいいところが白馬岩岳にはあります。
いつもの定番ゲレンデだけではなく、白馬岩岳にも足を運んでみてはいかがでしょうか?