【登山レポート】日本二百名山の乾徳山は垂直な岩登りが大迫力!

みなさんは乾徳山という山をご存知でしょうか?
日本二百名山や山梨百名山の1つに数えられ、鎖場や岩登りが多い山として有名な山です。

特に鳳岩の垂直な岩登りが有名で敬遠している人もいるかもしれないのですが、難易度は見た目ほど高くないのでこれを期に登ってみるのはいかがでしょうか?

ということで紹介していきます。

この記事はどんな人向け?
・乾徳山登頂を目指す人
・関東近郊で岩登りを楽しみたい人
・関東近郊で本格的な鎖場を探している人
・乃木坂46のヒット祈願巡りをしている人

目次

  1. 基本情報
  2. コース・行程
  3. 注意点
  4. おわりに

基本情報

概要

名称:乾徳山(けんとくさん)
標高:2031m

標高差:約1100m
所在地:山梨県山梨市の北部
山頂:狭いため休憩・昼食には不向き
山小屋・休憩所:高原ヒュッテ(避難小屋、トイレあり)の他、銀晶水、錦晶水で給水可
備考:日本二百名山・山梨百名山
主要な登り方:徳和登山口→国師ヶ原→山頂

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見どころ

やはりなんと言っても垂直な壁を登る鳳岩・髭剃岩、カミナリ岩などをはじめとした奇岩たちが見どころと思います。
鳳岩含め岩登りが多いので中級者以上が推奨とよく書かれていますが、基本の三点支持で登ればそこまで難しくはないと思います。
人によっては荷物を下ろして登る人もいますので、背負ったままで不安な人は下ろした方が身軽に登れると思います。

また、最近は乃木坂46が20thシングル「シンクロニシティ」のヒット祈願をするという番組の企画で登ったことでも話題になっています。

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山頂

鳳岩の上の山頂はデコボコの岩が密集しており、休憩や昼食には適しませんが、360°を見渡すことができ絶景です。

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山小屋・休憩所

山小屋はありませんが、高原ヒュッテという無人の避難小屋があり、バイオトイレもそこにあります
無人ですが山梨市が管理しているということでかなりきれいです。

また、水汲み場として銀晶水と錦晶水がありますので、持っていく水は少し減らせるかもしれません。

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アクセス

  • 最寄IC
    中央自動車道 勝沼ICなど
    ⇒徳和駐車場(バス停前と林道入口付近、トイレはバス停前の方にあり)
  • 電車・バス
    ①JR中央線 塩山駅南口・バス停1番乗り場・西沢渓谷入口方面
    ⇒乾徳山登山口下車
    ② JR中央線 山梨市駅北口・バス停・西沢渓谷線
    ⇒乾徳山登山口下車

バスは冬季は運行していないようなので、冬季はマイカーやタクシーでのアクセスが必須となるようです。

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必要な装備

  • 軍手(推奨)
  • ヘルメット(推奨)

鎖場が多いので軍手ぐらいはあるといいと思います。
また、ヘルメットもあったほうがベターです。
ですが、いずれも推奨ですので必須ではないかなと思います。

僕は軍手持参・ヘルメットはなしで登りました。

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コース・行程

登山は2019年5月3日に決行トータル所要時間7時間、標高差約1100mですが垂直に登って高さを稼ぐところもかなりあるので、いわゆる登坂が急でという疲れかたとは若干違いました。

また、登山口から国師ヶ原に至るまでのつづら折りは単調で長いので飽きます。

か、国師ヶ原を越えてしばらくすると、せり出した岩場あり、奇岩ありでおもしろくなってきます。

頂上は長居には適しませんが、景色楽しめます
もともと山頂で昼食を取ろうかと思っていましたが、狭いのと平らな場所がない岩場なのでやめ、下りの高原ヒュッテで食べました。

山頂は全域こんな感じでなおかつ狭いです。ここで昼食をとるには尻が痛すぎます。
景色はとてもいいです。この日は天気も良く絶景哉。

国師ヶ原十字路でクロスするような8の字ルートで歩く人が多いようですが、間違えて同じ道で降りてきてしまいました。

個人的な体感としては登山としては通常より疲れませんでしたが、上半身をよく使うと思います。
僕は上半身の方が丈夫なのでむしろ楽でしたが、そうでない人はキツいかもしれません。

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注意点

鎖場・岩場に注意

そこまで難易度は高くないとはいえ、やはり鎖場・岩場の数が多いですので注意してください。

足を滑らせやすいところもあるので基本は三点支持で行くのはもちろんのこと、軍手・ヘルメットなど装備の用意をしっかりすること、無理せず荷物を下ろして登ることを視野に入れることなどに特に留意してください。

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高所恐怖症の人は注意

上述の鎖場・岩場と関連しますが、高さがあるところが多いので高所恐怖症の人はさすがに厳しいかもしれません。

下を見ないで登るなどでどうにかなるぐらいの人は問題ないと思いますが、本当に重度の人は残念ながら登頂前に心が折れるかもしれないです。

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おわりに

日本二百名山・山梨百名山の1つ乾徳山を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

見た目はスリリングで大迫力な山ですが、しっかりと準備や知識を持っていけばそこまで難易度が高いわけではないと思います。

ぜひみなさんも乾徳山に登って岩登りや鎖場を楽しんでみてください!

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最後に周辺の温泉についてまとめた記事もよろしければあわせてご覧ください。

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