大人気のサーカスTCって何がそんなにいいの?そもそもTCって何?

ワンポールテントってシンプルだけどロマンがありますよね。

ワンポールといえば必ず名前が挙がるのがテンマクデザインのサーカスTCですが、何がそんなに人気なの?と思っている人も多いのではないでしょうか?

デザインだけでみていると違いが分からなかったりしますが、実はテントの差には素材の特徴というのもあります。

実際、このサーカスTCも一番の特徴と言えるのは名前の通り、生地がTCであることです。

この記事では、そもそもTCって何?などサーカスTCの特徴を説明することで疑問を解決していきたいと思います。

記事を読み終えると、TCが何かはもちろん、サーカスTCについて詳しくなっているはずです!

忙しい人は「1.サーカスTCとは?」を読むだけでもだいぶ詳しくなれると思います!

この記事はどんな人向け?
・テンマクデザインのサーカスTCに興味がある人
・TCって何?と思っている人
・ワンポールテント/シェルターに興味がある人

目次

  1. サーカスTCとは?
  2. 人気の理由
  3. オススメのスタイル
  4. おわりに

サーカスTCとは?

フロアレスのワンポールシェルター

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)のサーカスTCはフロアレスのワンポールシェルターです。

シェルターとは床がついていない屋根だけのテントのようなもののことです。

専用のインナーテントやグラウンドシートも販売されていますが、ワンポールのシンプルさとフロアレスのシンプルさが相まって多くのキャンパーにウケており、フロアレスでコットなどと合わせて使う人が多いようです。

お座敷スタイルの場合も地面にペンドルトンなどのおしゃれなラグを置いたり、後述のカンガルースタイルにする人が中心のイメージです。

サイズ感はいくつかありますが、通常タイプののサーカスTCでもちょうどよいサイズでソロからカップル、ファミリーキャンパーまで幅広いユーザーを獲得しています。

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生地にはTC素材を使用

サーカスTCの一番の特徴は名前の通りTC素材を使用していることです。

TCとはテトロン(=ポリエステル)とコットンの略でこの2素材の混紡生地のことです。

もしくはテクニカルコットンを意味することもありますが、いずれもポリエステルとコットンの混紡であるということで意味合いは大体一緒です。

素材の利点としては燃えづらい・通気性が良い・結露しづらい・遮光性が高いなどが挙げられます。

特に冬キャンプにおいては、中でストーブを使うことを想定し、燃えづらい・通気性・結露しづらいことはかなりのメリットになるため、人気の理由の一つとなっています。

また夏キャンプにおいても通気性の良さや遮光性の高さは大きなメリットです。

このように一年通して汎用性が高く使えるというのはサーカスTCの大きな特徴です。

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注意点は「重い・乾きづらい・燃えないわけではない」

サーカスTCの注意点としては、生地の特性がそのまま裏返しで注意点となります。

普通と違う素材を使っているので当たり前といえば当たり前ですね。

まず、TC素材は重いです。

ポリエステルよりもコットンが重いので、コットンの比率が高くなると重くなっていくのは仕方のないことですが、そこそこ重いです。(後述ですがサーカスTCで約11㎏)

そして乾きづらいです。もちろんポリエステル混紡のため、オールコットンよりは乾きやすいですが、普通のポリエステルテントよりは乾きづらいです。

激しく雨が降ると生地にも水がしみこむため、より乾きづらくなると同時にさらに重くなります。

通年の汎用性は高いですが、天候の汎用性は少し化繊よりも劣る部分があるのは否めないです。

また、いくらTCでも完全に燃えないわけではないです。

当たり前ですが、綿100%のTシャツやハンカチも火に当てれば直に燃え始めるように、TCだからと言って燃えないわけではないです。

あくまで焚き火の火の粉などで化繊のように簡単に穴が開いてしまうということがないだけです。

まとめると、TCが高機能な生地なのは間違いないのですが、生地の性能を過信しすぎないというのが注意点となります。

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バリエーションはサイズ・素材・形状・色違い

サーカスTCは人気モデルということもあってか、けっこうバリエーションが豊富です。

故に迷う人もいるのではないかと思いますので、まとめてご紹介します。

これだけいろいろあると難しいですよね。

サーカスTC DXについては2020年にさらにEKALコラボとHUNTERが増えてさらにバリエーションが増えましたね。

サーカスTCといえば名前の通りTC素材ということが特徴ですが、なんとサーカスST・サーカスST DXという化繊モデルまで加わってきていよいよ分かりづらくなってきましたので、違いを詳細に見ていきたいと思います。

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サーカスTC

サーカスTC
サーカスTCサイズスペック

素材
本体
コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み
ポリエステル65%コットン35%
裾部(スカート)
ポリエステル

ポール
スチール製5本継ぎ(φ32mm/280cm)

※2017年生産モデルの変更点
・張綱は「白」自在は「赤のアルミ自在」に変更
・スカートペグポイント 3箇所(両端と中央)から2箇所(両端)に変更

サイズ
420×420×(H)280cm
総重量
(約)10,880g(本体・張り綱6,450g、ポール2,360g)
付属品
ポール、張り網、設営用ガイドセット、ペグ、収納袋
原産国
ベトナム
価格
¥31,800+ 税 (2020年3月時点)

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

サーカスTCシリーズの中で一番基本となるのが、この無印とでもいうべき「サーカスTC」です。

カラーはサンドカラーのみで無骨な感じがまた人気を呼んでいます。

形はスタンダードなワンポールシェルターですが、ソロでもデュオでもちょうどよい絶妙なサイズ感が人気です。

単品ではインナーテントなどでは付属しておらず、フロアレスのシェルター使いが基本かつ人気のスタイルとなります。

ポールにはランタンハンガーがついていて、ランタン掛けに便利なだけでなく、オプションのインナーテントをぶら下げるのにも使うことができます。

総重量は11kg弱ということで決して軽くはないですね。

帰りは結露などで湿っている可能性が高いので、より重くなると思います。

生地の特徴はTC素材を使っていることですが、サーカスTCの混紡比率はシリーズ通してポリエステル65%、コットン35%の比率です。(もちろんコットンバージョンはオールコットン)

TC素材の特徴は上述なので繰り返しになりますが、以下です。

  • メリット:燃えづらい・通気性が良い・結露しづらい・遮光性が高い
  • デメリット:乾きづらい・重い

このTC素材&スカートにより、夏は涼しく冬は暖かいという通年を通して快適なキャンプを実現しています。

ただし、注意点としてはスカート部分はTC素材ではないということです。

やはりSNSでもちょいちょい焦がして穴をあけてしまった人が見受けられるので注意しましょう。

https://twitter.com/yutto_photo/status/1104593825236889605?s=20

また、ティピー型ワンポールテントの宿命ですが、雨天時は入り口から雨が吹き込んでしまうのもデメリットで、タープで対策をするか諦めるかをする必要があります。

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サーカスTC BIG(サイズ違い)

サーカスTC BIG

素材
本体
コットン混紡生地(TC)撥水加工済み、ポリエステル65%、コットン35%
裾部(スカート)
ポリエステル
ポール
スチール製 Φ35mm

※ランタンハンガーはメッシュインナーを吊るす事も考慮し高めに設定しております。
ランタンを吊るす際高すぎる場合は前もって張り綱やロングS環フックなどを別途ご準備いただき御利用くださいませ。

サイズ
520×520×H350cm
重量
本体
11,386g
ポール
3,246g
収納袋
454g
アクセ
290g(張り綱&セットUPガイド)
付属品
収納ケース、ペグ、張り綱、設営用ガイドセット
原産国
ベトナム
価格
¥49,800+ 税(2020年3月時点)

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

サーカスTC BIGはサーカスTCのサイズ違いですが、サーカスTCシリーズの中でサイズが違うのはこのサーカスTC BIGだけです。

高さが280cm⇒350cm、底面の正五角形の高さ(?)にあたる部分が420cm⇒520cmとなっています。

全体的に1.25倍になっているので、居住空間の体積としては2倍弱ぐらいになっている計算です。

総重量はサーカスTCがすでに11kgぐらいありましたが、サーカスTC BIGは15kgちょいぐらいです。

当然重くなっていますが、思ったほどではないかなと思います。

特徴はサイズが大きくなったほか、ベンチレーションが強化されています。

上の画像を見ても分かる通り、側面の下部に5つベンチレーションが配置されています。

ベンチレーション部には白色のメッシュがついていて目隠しになりますし、ファスナーで開放も可能です。

また、上部もロープ操作でパカっと開くようになっているので、しっかり下から上へと空気の流れを作ることができます。

他にも入り口が大きく開けたり、入り口が2か所あるため両方広げると開放的なスタイルにできます。

サーカスTC BIGのベンチレーション
引用元:テンマクデザイン公式サイトより

[テンマクデザイン] サーカスTC BIG(品切れ中)
created by Rinker

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サーカスコットンバージョン(素材違い)

サーカスコットンバージョン

素材
コットン100%(表面撥水加工)
裾部(スカート)
ポリエステル
ポール
スチール製Φ32mm
サイズ
420×420×H280cm
重量
約13.5kg
付属品
収納ケース、ペグ、張り綱、設営用ガイドセット
原産国
ベトナム
価格
¥39,800+ 税(2020年3月時点)

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

サーカスコットンバージョン(CIRCUS COTTON VERSION)はサーカスTCの素材違いで、文字通り生地がTC素材ではなくオールコットンになっています。

最近はアニメやドラマなどの影響もあって、冬キャンプが流行るとともに、結露対策として優秀なTCが流行ということもあってオールコットンよりTCを見かけることが多いですが、そんな中オールコットンバージョンのリリースです。

サーカスコットンバージョンはサーカスTCとまったく同じサイズですが、オールコットンということで使い勝手はだいぶ変わってくるのかなと思います。

良いところは、焚き火耐性が上がる、コットン特有の風合いが良いことだと思います。

TCでも焚き火耐性がありますが、やはりコットン比率が100%になることでより耐性アップです。

ただし、いずれも防炎ではないので燃えないわけではない点は注意です。

また、コットンの風合いはオールコットンならではというところなので、それに魅力を感じる人は選ぶしかないですね。

色も茶色系のテントが多い中、白いテントは目を引くと思います。

悪いところ重い、手入れ(乾燥)がより大変、汚れやすいなどでしょうか。

重さはサーカスTCの約11kgに対して約13.5kgにアップで、サーカスTC BIGと間ぐらいの重さですね。

乾燥は雨で本格的に濡れてしまうと乾かすのがより大変になるかなという感じです。

さらに、水を含むことで重くなるので大雨のときの帰りの重さはちょっと覚悟が要りそうです。

また良くも悪くも白いので、汚れてしまうと汚れは落ちづらいです。

キャンプの天気は読めないことが多いので難しいですが、雨が降りそうなときは吸水の面からも汚れの面からも使わないほうが無難ですね。

オールコットンによって悪くなった点ばかりを挙げたようになってしまいましたが、そもそもコットンテントを選ぶ人は半分以上ロマンに惹かれてのことと思いますので(偏見でしょうか?)、これらの欠点もあばたもえくぼということで愛おしく感じてしまうはずです。

それだけの魅力があるのがコットンテントということですね。

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サーカスTC DX(TINY GARDEN EKALコラボver.・HUNTER・ソルムver.・サンドカラー・ダックグリーン)(形状・色違い)

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素材
本体
コットン混紡生地(TC)撥水加工済み
ポリエステル65%、コットン35%
裾部(スカート)
ポリエステル
ポール
スチール製5本継ぎ(φ32mm×2,800mm)
スチール製3本継ぎ(φ22mm×2,000mm)
収納袋
ポリエステルオックス
サイズ
収納サイズ
(約)630×270×270(高)mm
組み立てサイズ
(約)4,200×4,420×2,800(高)mm
重量
(約)12.3kg
付属品
ポール・張り綱・設営用ガイドセット・ペグ・収納袋
原産国
ベトナム
価格
¥39,800+ 税(2020年3月時点)

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

サーカスTC DXはサーカスTCの形状・カラー違いです。

ソルム(SOLUM)ver.は2019年にSOLUMとコラボして限定販売されたカラーで、すでにホームページ上にも記載がないので、公式Instagramから画像を持ってきました。

そのあと定番商品と五月雨式で発売されたのが、サンドカラーとダックグリーンカラーのバージョンです。

この2つが現在の定番商品となっています。

いずれも色が違うだけで仕様は同じですが、サーカスTCに比べて最大にして唯一の違いがサイドフラップが追加されていることです。

サイドフラップは写真で張り出しているところですが、これによってティピー型ワンポールテントの宿命である入口への雨の吹込みを回避することができます。

TC素材は通年での汎用性から選ぶ人が多いと思いますが、さらに天候に対するロバスト性が増すので非常によいモデルだと思います。

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また、このサイドフラップ部分は別途ポールを使えば跳ね上げることができ、アレンジのバリエーションが格段に増すこともポイントです。

フラップ部分だけでは少し狭いですが、ソロキャンやデュオキャンなど場合によってはタープと組み合わせる必要がなくなり、よりミニマルなスタイルで楽しむことができると思います。

 

そしてさらに2020年はフロントフラップというオプションアイテムが加わり、跳ね上げたサイドフラップ下をより有効に活用できるようになりました。

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

フロントフラップには窓なしと窓ありの2エディションありますが、メッシュの窓有無の他にフロントフラップ部分の開け方が違います

窓なしは両側から内側にまとめる方式で、窓ありはファスナーがセンターについていて、開けて両側にまとめておく方式みたいです。

しばらくオープンもしくはクローズにしておくなら大差はなさそうですが、頻繁に開け閉めする場合は、窓ありのほうが便利そうではありますね。

このフロントフラップは後述の2020年コラボモデルサーカスST DXでもすべてのバージョンに対応した色のものが出ているので、サーカスTC DX内のレイアウトに迷っている人や、ワンポール特有の窮屈さに悩んでいる人は導入を検討してみるとよさそうです。

サイドフラップだけでもだいぶ拡張されますが、フロントフラップがあるとさらにタープなしでミニマルに楽しめそうですね。

 

さらにさらに2020年はオプションだけでなく、サーカスTC DXに新たに2つコラボレーションモデルが加わりました

いずれも色違いという位置づけですね。

もしかして、毎年どこかとコラボするつもりなんだろうか…?

 

それはさておき、1つはサーカスTC DX ×TINY GARDEN EKALです。

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EKALはURBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)というアパレルブランドとのコラボです。

アパレルとしてもけっこう有名なメーカーなので、ご存じの方も多いかもしれません。

色はアイスグレーということで他メーカーのテントを含めてもけっこう珍しい色ですね。

2020年限定コラボモデルということで、色が気に入った人は狙ってみてもよさそうですね。

インスタなどでもすでに結構アップされているのをちらほら見かけるので、いち早くゲットしている人は多そうですね。

特設サイトもスタイリッシュな感じなのでリンクを貼っておきます。

そしてもう1つはサーカスTC DX HUNTERです。

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

パット見はけっこうサンドカラーに似ていますが、もう少し濃い茶色のようです。

あとはスカートの色が少し違い、全体で同系色になっていますね。

このHUNTERというモデルはOUTDOOR SHOP DECEMBERとのコラボらしいです。

こちらはコラボするまで全く知りませんでしたが、小物関係のギアがけっこう充実している印象でしたので、こちらものぞいてみると楽しいと思います。

こちらもリンクを貼っておきたいと思います。

ちなみにサーカスTC DX HUNTERは2020年11月26日18時~WILD-1楽天市場店で販売です

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番外編:サーカスST / サーカスST DX(形状・色・素材違い)

サーカスST
サーカスST DX

素材
フライシート
ポリエステルリップストップ150D(裏面ピグメントコーティング)
裾部
ポリエステルリップストップ150D
ポール
スチール
収納ケース
ポリエステルオックス

収納サイズ
(約)630×220(直径)mm

組立サイズ
(約)4,200×4,420×2,800(高)mm

重量
総重量(約)8.4kg(ペグ/張り綱/ポール/収納ケース含む)
本体重量(約)3.9kg

付属品
ポール×1本、ペグ×16本、張り綱×5本、収納ケース

原産国
ベトナム

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

2020年冬、バリエーションが豊かすぎるサーカスシリーズについに化繊のポリエステルモデルが加わりました。

その名もサーカスSTサーカスST DXです。

STはStandard(スタンダード)、Synthetic(合成の)とかでしょうか?

サイズは基本的に既存のサーカスTC、サーカスTC DXと同じなので、素材違いということになります。

サーカスTC基準で言えば、サーカスST DXは形状違いとも言えますかね。

色はサンドカラーベースもしくはHUNTERベースという感じですが、スカート部含めて全体に茶色みが若干強いですかね。

どちらかというと、生地の質感の違いのほうが見た目的には違うかもしれません。

 

化繊になることで、TCのメリットだった耐結露性や遮光性は低下しますが、軽量性は若干向上します。

遮光性についてはピグメント加工で対策をしているようなので、サーカスの形は好きだけど、もう少し軽くなってほしい…という人がターゲットですかね。

とはいえ、個人的にはTC素材だからこその人気だと思っていた部分もあったので、この化繊モデルのサーカスSTがどうなるのかちょっと楽しみです。

発売は2020年の12月下旬ということで、ついに発売しましたので、狙っている人は自分へのクリスマスプレゼントにどうでしょうか?

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人気の理由

キャンプ場に行くとこのように冗談みたいに被ってしまうことがあるのも人気である証拠。

【2020年 サーカスTC販売に関して】
サーカスTCはスポット商品として販売を継続いたします。
入荷数が限定になるため、定番商品としての扱いではなくなりますが発売日が決定いたしましたら、こちらのページで告知いたします。
サーカスTCDXのサンドカラーとダックグリーンは年間定番商品として販売いたします。
※スポット商品となりました為、カタログ掲載はしておりません。ご了承くださいませ。

【2020年2月15日現在 販売状況】
■2月15日(土)正午 販売分は完売致しました。
※アマゾンでの購入時のご注意※
「この商品は、WILD-1 オンラインストアが販売し、Amazon.co.jp が発送します。」との記載がある商品が弊社販売の商品となります。弊社では定価¥34,980(税込)以上の価格で販売する事はございません。

【2020年入荷予定 2月15日現在】
今後の入荷予定は下記のとおりです。
5月上旬
7月上旬
8月上旬
入荷予定は変動する可能性がございます。ご了承ください。最新の情報はこちらのページで更新いたします。

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

しかもあまりの人気に供給が追い付いておらず、オリジナルのサーカスTCについては常に入荷待ちの状態が続いています。

では、なぜこんなに人気なのでしょうか?

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何と言ってもTC素材であること、そしてリーズナブル

各モデルの特徴説明のところでも端々で触れましたが、やはり何と言ってもTC素材であることが人気の理由だと思います。

TC素材は季節に対するロバスト性が高く、夏は涼しく、冬は暖かく結露しにくいというコットンの良さと、手入れが楽というポリエステルの良さを併せ持っているので、通年でキャンプを楽しみたいという人にはうってつけの素材です。

他にもノルディスク、キャンパル小川、ローベンスなどTC素材のテントを手掛けるメーカーはありますが、その中でもサーカスTCの安さは群を抜いています

実はその分生地の厚みが違ったりなどというところはもちろんありますが、高機能でリーズナブルとあれば、人気が出るのは必然ですよね。

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インスタ映えするオシャレなデザイン

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サーカスTCのデザインは無骨でありながらトンガリ三角がどことなくかわいらしく、女性受けもいいため男女ともに人気があります。

キャンプのスタイルにもいろいろありますが、最近はオシャレにサイトを飾ったり、ギアの統一感を持たせることでいわゆるインスタ映えするキャンプをするスタイルが非常に人気で、そういったところもオシャレなサーカスTCは女性からも支持を集め、結果として万人から人気を集める要因の一つかもしれません。

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シンプルで使い勝手のいいフロアレス構造

基本がフロアレス構造ですが、シンプル故にさまざまなバリエーションのスタイルが楽しめます。

例えば以下などです。

他にも夏場はオープンにしてシェルター間を全開にしてみたり、冬場は薪ストーブや灯油ストーブをインストールするスタイルなど楽しみ方は無限大です。

通年での汎用性に加え、スタイルの汎用性の高さはやはり万人受けする一因となるため、これも人気の理由ですね。

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オススメのスタイル

ここまでの説明でなんとなくお分かりかとは思うのですが、おせっかいながらオススメのスタイルを紹介したいと思います。

レイアウト

コット寝スタイル

引用元:テンマクデザイン公式サイトより

これはフロアレス構造でシンプルなことを存分に活かしたスタイルです。

テントで床に寝る場合はマットなどで地面の硬さや底冷えに対する対策をする必要がありますが、コットを持ち込むだけで楽に快適な寝床を作ることができます。

もちろん季節によってはコットの上にマットをさらに乗せたりという必要がありますが、そういう季節に床で寝るならより対策をしなければならないので、コットを使うと諸々の対策が楽になるのは間違いないですね。

コットは通常の床のあるテントの室内で使うと、コットやその時の地面によってはテント床へのダメージが懸念されるのですが、そういう心配もフロアレスのためないです。

つまり、フロアレス×コット寝というのは一石二鳥の非常に親和性のあるスタイルということですね。

ヘリノックスのコットについては別記事でもまとめているので、よろしければご覧ください。

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カンガルースタイル

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これまた人気のスタイルですが、幕内に小型のテントを導入するスタイルです。

コットと併用する場合も多いですが、フロアレスでリビングを幕内に広く確保しながら、寝るときは地面に座る開放感も味わえるといいとこどりできるのが特徴です。

純正のハーフインナーテントを買うか、もし小型の山岳用テントやポップアップテントなどを持っていたらそれをそのまま使うのが良いと思います。

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防寒

薪ストーブスタイル

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真冬のキャンプとなるとなんらかの暖房設備がないと寒すぎて死にますが、そのうちの一つで最もロマンがあるのが薪ストーブスタイルです。

最高にロマンがあるとともに、幕内で焚き火をやっているようなものなので、非常に暖かいです。

暖炉や薪ストーブを使ったことがある人はわかると思いますが、なんとも安心感のある心地よい暖かさですよね。

幕内での薪ストーブなんてことができるのもTC素材だからこそなせる業なのですが、実はメーカーとしては幕内でのストーブ使用は推奨していないらしく、やる場合は自己責任となります。

実際、不完全燃焼すると命に関わりますので、やる場合は換気に配慮しつつ、一酸化炭素モニター併用でやるようにしましょう。

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灯油ストーブスタイル

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もう一つの寒さ対策が灯油ストーブです。

別に燃料は灯油でなくてもいいのですが、燃焼効率や持続時間を考えるとやはり灯油がオススメです。

見た目の魅力やsnow peakとのコラボもあってレインボーストーブが人気な気がしますが、もちろん他にもメーカーはたくさんありますので、気に入ったものを探すのも楽しいと思います。

こちらも燃やしているので薪ストーブと同様に換気と一酸化炭素モニターの併用は忘れないようにしてください。

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番外編

二又化、二股化

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最後に、定義上もはやワンポールテントではなくなってしまうのですが、二又化(二股化?)を紹介します。

これはスタイルというかワンポールテントの宿命であるど真ん中にポールがあって邪魔という問題を解決するアレンジです。

上記のインスタ画像だと少し見づらいかもしれないのですが、ど真ん中に1本立っているはずのポールがないことがわかると思います。

ポールをテント頭頂部で二又化することで、サーカスTC内の幕に沿って2本のポールを立てています。

二又化により抜群に居住空間が広がっていますよね。

二又化にはDOD(ディーオーディー)のフタマタノキワミ、もしくはフタマタノサソイという商品が必要になるのですが、名前からしてなんとも面白いアイデア商品ですよね。

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おわりに

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)のサーカスTCについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

TC素材の高機能さと人気の理由やサーカスTCのモデルのバリエーションに詳しくなってもらえたのではないかと思います。

非常にオシャレで人気のあるテントなのでなかなか入手が難しく、高値で取引されている場合もあるのですが、公式としては定価より高い値段で売ることはないとホームページ上に明記されているので注意してください。

2020年3月現在はサーカスTC DXのみAmazonなどで取り扱いがあるようです。

サイドフラップもついてワンポールテントの弱点を1つ克服しているモデルになるので、サーカスTCに興味がある人は検討をしてみてはいかがでしょうか?

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4件のピンバック

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