【ファミリー向け】約1万円あれば買えるキャンプ用シュラフのオススメ9選!
突然ですが、皆さんはキャンプのとき、どんな睡眠環境でしょうか?
最近はおしゃれキャンプやグランピングの流行もあって、キャンプの時でも自宅顔負けの睡眠環境を整えているキャンパーさんがたくさんいます。
睡眠環境を整えるとなると、マットやコットなどと並んでまず思い浮かぶのはシュラフだと思います。
ところがこのシュラフいざ選ぼうと思うと、各メーカーから非常に多くの製品が出ていることに気が付きます。
しかも、けっこう似たようなものがたくさん出ていて正直何が違うのか分からなくなってしまいがちなんですよね。
そのわりに、なかなかかさばるし高いものなので、適当に選んでしまうと後悔する可能性が高いのがシュラフです。
ということで今回は真剣に選ぶと難しいシュラフのうち、特にファミリーキャンプにオススメのものを紹介していきたいと思います。
この記事はどんな人向け?
・キャンプでの睡眠環境を改善したい人
・初めてのキャンプに行く前で何が必要か吟味している人
・シュラフを探しているが、数が多すぎて迷っている人
目次
シュラフとは?
要は寝袋。注目すべき機能は対応温度とコンパクトさ。
シュラフという単語は初耳だとなんのことだかよく分からないですが、シュラフとは要は寝袋のことです。
家で言うと布団に当たるもので、機能としては睡眠時の保温です。
対応温度はざっくり○○℃まで使用可能と書いてある場合や、ヨーロピアン・ノーム(EN13537)という規格に沿ってコンフォート温度・リミット温度・エクストリーム温度に分けて詳しく書かれている場合があります。
ちなみに各温度の意味合いは下記のとおりですが、エクストリーム温度はもはやなんとか生存できる温度ぐらいのニュアンスということが分かります。
- コンフォート温度:一般的な成人女性が寒さを感じることなく過ごせる温度
- リミット温度:一般的な成人男性が丸くなって8時間寝られる温度
- エクストリーム温度:一般的な成人女性が膝を抱えて丸くなったまま6時間なら耐えられる温度
引用元:NANGA公式サイトより
キャンプの場合はエクストリーム温度を参考にして選ぶのはもってのほかですが、リミット温度を参考にして震えながらやるのもつらいので、基本的に余裕をもってコンフォート温度を参考にすればよいと僕は思います。
もちろん基礎代謝が高くて暑がりな人がリミット温度を目安にしたりする分には全く問題ないと思います。
また、シュラフは布団と考えると想像できると思いますが、けっこうかさばるし、重いです。
オートキャンプなら車があるので、かさばったり重くてもそこまで気にならないかもしれませんが、バイクツーリングや徒歩でのキャンプだとコンパクトさ・軽量性はかなり重要な要素となります。
オートキャンプの場合も、ファミリーキャンプなどで家族の人数分シュラフが必要となるとやはりかさばるので、コンパクトさが多少気になってくると思います。
キャンプだけでなくテント泊登山と兼用したい人なども、言うまでもなくコンパクトさ・軽量性が非常に重要になってきますね。
つまり、対応温度が幅広くてコンパクトなものがあれば言うことはないわけですが、対応温度とコンパクト・軽量性のバランスは大きく中綿素材によって変わってきます。
この中綿素材には大きくダウン(羽毛)と化繊(化学繊維)の2種類があり、対応温度とコンパクト・軽量性のバランスはダウンのほうが良いです。
さらにダウンはFP(フィルパワー)でグレードが分かれています。
例えば900FPなど数字が大きいほど高品質ですが当然値段も上がっていきます。
そのため、コスパがいいところを探していくことになりますが、一般的には800FPぐらいのバランスが良いといわれているようです。
ただし、このダウンは濡れると著しく保温性能が落ちるため、シュラフカバーがあったほうが安心です。
完全防水のものはシュラフカバーがなくてよいので便利です。
一方、化繊は各社繊維に工夫が見られますが、基本的にはポリエステルベースの繊維が多いです。
同じ対応温度ならどうしても化繊のほうが重くなってしまいますが、化繊には手入れがラクという利点もあります。
ファミリーキャンプ用だと数も多いですし、子供はなにかと飲み物をこぼしたりしがちなので、あえて化繊という選択肢も十分にアリですね。
メリット | デメリット | |
ダウン | 保温性能が高く コンパクト・軽量 | 値段が高い 手入れが化繊よりは大変 濡れると著しく保温性が落ちる |
化繊 | 手入れがしやすい コスパが高い | ダウンよりはかさばる・重い |
最後に注意点ですが、シュラフにクッション性はあまりないということです。
自宅のベッドにはマットレスと布団があるのではないかと思いますが、シュラフが対応するのは布団であり、マットレスではありません。
もちろん分厚いものは多少クッション性がありますが、基本的にはマットレスの代わりとしてキャンプ用のマットを別途検討する必要があります。
これは僕自身キャンプを始めてしばらく盲点だった部分なのでご注意ください。
僕なんかはキャンプの寝心地はこんなものだろうと思って普通に寝ていたのですが、妻などはやはり体が痛くてなかなかシュラフだけでは寝られず、マット導入の重要性を感じました。
奥さんや子供をキャンプに連れていきたいお父さんがたはぜひ合わせてマットも導入することをオススメします。
形のタイプは大きく分けて封筒型・マミー型の2つ
シュラフの形状のタイプは大まかに封筒型とマミー型の2つがあります。
封筒型は人が入ると、封筒に太めのマッキーを入れたような状況(伝わるでしょうか…)になり、首や肩の周りに隙間ができやすいです。
そのため体温が逃げやすく、氷点下を下回るような状況での使用は厳しいですが、キャンプで春・夏・秋ぐらいでの使用だったらあまり気にしなくてよいケースが多いです。
加えて、最近はセンタージップタイプで首元に隙間ができづらいものも出てきており、弱点が克服されつつあるモデルもあります。
また、幅にもよりますがマミー型よりは普通の布団に近いので、窮屈さはそれほどでもなく、2個つなげて子供と添い寝することもできたりします。
一番の弱点はやはりかさばる・重い点かなと思います。
封筒型はつまり布団型なので、体に密着しない部分にも広がっており、その分がどうしてもかさばって重くなってしまう原因かなと思います。
一方、マミー型のマミーはミイラという意味で、ミイラのように顔周りまですっぽり覆われるため首元があたたかく、体に密着する形状のためコンパクト・軽量性に優れる傾向があります。
氷点下まで対応できるモデルも多く、登山用などになるとほぼ確実にこのマミー型を選択することになりますが、キャンプの場合は真冬にするとき以外は少しオーバースペック気味な印象も否めません。
僕はテント泊登山やキャンプツーリングでも使いたかったため、マミー型のものを使っており、機能性は極めて高いですが、かなり値段が高いのが欠点です。
また、最近はストレッチ性が高いものも出ていますが、基本的にはやや窮屈です。
各々の用途や事情に応じて選ぶ必要がありますが、ファミリーキャンプだと化繊の封筒型が機能とコスパのバランスに優れるのかなという気がします。
ちなみにタイプは2つの他にも人型というイレギュラーなものもありますが、ここでは割愛します。
約1万円あれば買えるキャンプ用シュラフのオススメ9選!
各モデル位置づけ
今回はファミリーキャンプ向けというテーマなので、家族分揃えることを前提に実勢価格で約1万円程度までで買える比較的安いシュラフを選びました。
まず全体的な位置づけをざっと見てみたいと思います。
縦軸が重量、横軸が対応温度、円の大きさは価格を表します。
左下のほうが高性能で、円の大きさは小さいほど安いことを表します。
基本的には化繊の封筒型を選んでいますが、ISUKA(イスカ)だけマミー型です。
パッと見は
・5℃以上ぐらいで夏向けなのがColeman(コールマン)
・0℃付近まで対応していて春・秋を含めた3シーズン行けそうなのがLOGOS(ロゴス)
・マミー型でコスパが高いのがISUKA(イスカ)
という感じです。
ちなみにコールマンのマルチレイヤースリーピングバッグとファミリー2in1/C5はやたらと重いように見えますが、レイヤー構造だったり、2人用だったりで重いだけで、特別性能が低いわけではないので注意が必要です。
それでは実際に詳細を見ていきたいと思います。
[Coleman(コールマン)] マルチレイヤースリーピングバッグ
マトリョーシカのようなレイヤー構造が斬新
マルチレイヤースリーピングバッグはコールマンから発売されている封筒型シュラフです。
今回選んだシュラフの中で唯一、実売価格が微妙に1万円を超えるシュラフです。(2020年10月調べ)
マルチレイヤースリーピングバッグの新しい点は、マルチレイヤーの名前の通りシュラフが何重にもなっていて、分けて使えるところです。
布団だと肌掛け・毛布・掛け布団と何枚も掛けることが普通にあると思うのですが、なぜかシュラフではその発想がなかったですね。
構造はアウトレイヤー・ミッドレイヤー・フリースの3層構造になっていて、
- アウトレイヤー+ミッドレイヤー+フリース:-5℃
- アウトレイヤー+フリース:5℃
- ミッドレイヤー+フリース:12℃
とかなりフレキシブルに対応温度を変えることができます。
長さ・幅も十分なサイズがあり、さらに洗濯機で丸洗いできてしまうのもファミリー使いするにはかなりうれしいポイントです。
一方、欠点はかさばる点と重い点です。
これだけのレイヤー構造になっているのと、これはもはや布団なのでだいぶかさばりますね。
収納サイズもちょっとしたソロテントぐらいは軽くあります。
重さも5kg近くあるので、決して軽いとは言えないです。
以上の特徴を踏まえると、ワンボックスなど大きめの車でのファミリーキャンプ向けかなーという印象ですね。
収納・コンパクトよりとにかく寝心地が重要な子連れ・家族連れにはぜひおすすめしたいシュラフです。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
[Coleman(コールマン)] ファミリー2 in1/C5
子供と添い寝も可。布団を連れ出す感覚に最も近い。
ファミリー2 in1/C5はコールマンから出ている封筒型のシュラフです。
これは快適温度が5℃のシュラフですが、コールマンのシュラフにはC5のように名称についているので分かりやすいです。
C5はComfort(快適)5℃の意味です。
引用元:コールマン公式サイトより
ファミリー2 in1/C5の特徴は子供と添い寝するときと、1人1人で使うときで使い方を変えられるところです。
このシュラフの全幅は168cmもあり、ベッドでいうとだいたいクイーンサイズぐらいに相当します。
クイーンサイズぐらいあれば上の左画像にあるように子供を間にはさんで添い寝をしても十分な広さがあります。
また、添い寝をすると大人のほうが体が大きいので、間にいる子供の掛け布団が持ち上がって隙間が空いてしまったりしますが、サーマルスプリットカラーがついて隙間も防げるようになっています。(上左画像の首や肩付近を埋めているものがサーマルスプリットカラーです)
逆に子供が大きくなってきて別に寝たくなってきたときは、右の画像のように分離して1人1人寝るモードに変えることができます。
左の画像で言う掛け布団と敷き布団の部分を分離して、それぞれを半分に折っているイメージです。
子供の成長に応じて使い方を変えられるのは子連れファミリーキャンパーとしてはうれしいところです。
また、ほとんどのコールマンのシュラフがそうですが、このファミリー2 in1/C5も洗濯機で丸洗いが可能です。
欠点はすべての化繊・封筒型シュラフで共通ですが、やはり、重い・かさばる点だとは思いますが、広げたときの大きさを考えるとかなり頑張っているほうなのかなと思います。
ですが、車でのファミリーキャンプを想定したとしても、それなりに積載スペースは考慮しながらのほうがよさそうです。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
[Coleman(コールマン)] パフォーマーⅢ/C5
最もスタンダードなタイプ。シンプルな分、重量と快適温度のバランスも良好。
パフォーマーⅢ/C5はコールマンのシュラフの中でもスタンダードなタイプのシュラフです。
快適温度は5℃とそこそこの性能を持ち合わせていながら、重量は1400gと先に紹介したシュラフよりだいぶ軽量になっています。
シンプル・軽量な分、特別な機能はないですが、逆に余計な機能は一切なく、無駄がない必要十分なモデルと言えます。
そんな中でも顔の近くにスマホを入れるポケットが付いていたり、持ちやすい取っ手がついた収納ケースがついているのは、ちょっとした気配りとしてさすがだなと思います。
洗濯機での丸洗いも可能で、価格もリーズナブルとこれといった欠点はありませんが、良くも悪くもスタンダードなモデルです。
特別な機能はいらないけど、とりあえずシュラフは必要だよなーという人のファーストチョイスとしては非常にちょうどよいモデルなのではないかと思います。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
[Coleman(コールマン)] グローナイトキッズ/C7
子供用サイズにすることでコストも低減
グローナイトキッズ/C7はコールマンから出ている子供用の封筒型シュラフです。
このシュラフのいいところはひとえに子供用というところに尽きます。
かさばってしまうのも重くなってしまうのも、子供用にすればそれだけで小型化・軽量化がはかれます。
その分コストも抑えられるため、親としてはうれしい限りですよね。
また、子供としても暗いところで光るプリント、バッグのようにして運べるデザイン、選べる2色カラーなど遊び心があって楽しいつくりになっています。
長さは167cmとなるので、小学生がぐらいまでならよほど大きい子でなければ大丈夫だと思います。
僕も背の順はずっと大きいほうでしたが、小学生を卒業するときでも160cmなかったと思うので、たぶんだいたいの子は収まるのではないかと思います。
5歳ぐらい~12歳ぐらいのお子様がいらっしゃる方には特におすすめのモデルだと思います。
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[ISUKA(イスカ)] パトロール 600
マミー型にして封筒型にならぶコスパ。重量と性能のバランスも申し分なし。
パトロール 600はISUKA(イスカ)から出ている化繊のマミー型シュラフです。
マミー型シュラフは国産のmont-bell(モンベル)、NANGA(ナンガ)、ISUKA(イスカ)の3メーカーが有名ですが、イスカはそのうちの1つです。
この3メーカーは基本的には登山にも対応できるようなハイエンドな製品が多いゆえに、キャンプ用と考えると今度はコスパ的に微妙かなーと思うモデルが多いのですが、このパトロール 600はその中でもかなりコスパも含めてバランスがいいなと思ったので紹介しました。
マミー型ということもあり、コンパクトさと軽量さが一番のポイントだと思います。
重量は上で紹介したグローナイトキッズ/C7や後述の丸洗いデザインセンタージップKIDS・-2と同じで、大人用でありながら子供用と同じ1300gを実現しています。
収納サイズについては、子供用封筒型シュラフよりもさらにコンパクトです。
イスカは純正のコンプレッションバッグ(要はもっとつぶしてコンパクトにするシュラフ用のバッグ)があるので、さらに小型化することも可能です。
自宅や車に十分にスペースがある場合は別ですが、キャンプギアを少しでもコンパクトにしたいという人や、ファミリー使いだけでなく、バイクツーリングなど荷物が限られるキャンプにも使いたいというお父さんやお母さんには特におすすめできるモデルといえると思います。
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[LOGOS(ロゴス)] 丸洗いやわらか あったかシュラフ・0
やわらかいフランネル素材がうれしいあったかシュラフ。
丸洗いやわらか あったかシュラフ・0はロゴスから出ている快適温度0℃まで対応しているシュラフです。
名称の最後の0は快適温度に対応していますね。
タオルのような起毛生地 つなげて添い寝も可能 引用元:ロゴス公式サイトより
丸洗いやわらか あったかシュラフ・0の良いところはやはりフランネル素材で肌触りが柔らかいところです。
素材自体はポリエステルのようですが、毛足の長い起毛が施されており、タオルのような感じ(上左画像)になっています。
思いっきり化繊素材だと直接肌に触れるところが汗などでべたついて不快だったりしますが、タオルのような生地だとその心配がなくてうれしいですね。
しかも、多少汗を吸ったとしてもそのまま洗濯機で丸洗い可能なのでケアもしやすいですね。
また、同じものを2つ連結すると添い寝することも可能(上右画像)で、小さい子供がいる場合も使いやすいです。
各モデル位置づけのグラフを見てみてもわかるように、重量とコンフォート温度のバランス、そしてコスパもなかなか申し分のない位置づけです。
今回選んだロゴスの製品はどれもかなりバランスがいいですね。
唯一気になる点としては幅が結構狭いことです。
幅75cmは子供用を除くと今回紹介する中で最も狭く、封筒型にしては少し窮屈に感じるかもしれません。
一方で、その分体に密着してあたたかいですし、素材の肌触りも気持ちいいというのもあるのでこの辺りは好みも考慮して選んでもらうとよいかなと思います。
少し小柄な人や暖かさだけでなく肌触りも重視したい人にはとてもおすすめできるシュラフです。
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[LOGOS(ロゴス)] 丸洗いスランバーシュラフ・0
モイスチャーマネージメントやエアガードシステムなど細部までこだわった機能性
丸洗いスランバーシュラフ・0はロゴスから出ている快適温度0℃のシュラフです。
丸洗いスランバーシュラフ・0のウリはムレの抑制と保温性の確保といえそうです。
まず、ムレを抑制するモイスチャーマネージメントシステムですが、メーカーには以下の説明があります。
表素材と肌面素材で使用している「モイスポリ」を、独自の熱圧力によるデザインパターンで織物表面の隙間をなくし寝袋全体の通気性をコントロール。
ロゴス公式ホームページより
なにやら難しい説明ですが、要は繊維密度を調整して、それを熱により固定して維持することで通気性を調整していると理解しました。
いずれにしても機能としてムレを抑制できるのはうれしいですね。
また、保温性の確保にはエアガードシステムが搭載されています。
こちらはもう少し分かりやすくて、空気が漏れやすいジッパーの裏側に、中空(中に空気が入っている)チューブを施すことで断熱しようというものです。
他にも同じものを2つつなげれば添い寝可能だったり、名前の通り丸洗い可能という他のロゴス製品にある特長も備えています。
このように丸洗いスランバーシュラフ・0はポップな見た目でありながら、細部までこだわった機能が搭載されているので、一段上の機能を求めたい人におすすめできるシュラフと言えそうです。
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[LOGOS(ロゴス)] 丸洗いデザインセンタージップシュラフ・-2(プランツ)
少し珍しいセンタージップタイプで封筒型なのにマミー型のようなすっぽり感。
丸洗いデザインセンタージップシュラフ・-2はロゴスのちょっと変わり種シュラフです。
普通はジッパー部は体の横に来るシュラフがほとんどですが、このセンタージップシュラフは名前の通り、体の正面にジップが来ています。
センターにジップが来ていること自体はジップが上げやすいぐらいのメリットだと思いますが、上げた先が顔型にくりぬかれているところがポイントで、これにより首や肩回りがすっぽり覆われて暖かいです。
丸洗いスランバーシュラフ・0でも紹介しましたが、モイスチャーマネージメントやエアガードシステムといったこだわりの機能も搭載されていて、丸洗いデザインセンタージップシュラフ・-2もこだわりの製品といえそうです。
そしてもう一つの特徴はキッズサイズがあるというところです。
むしろ子供用のを先に作って大人用も用意したというほうが実際なのかもしれないとも思います。
いずれにしても、子供にもこだわりの高機能なシュラフをリーズナブル価格で使わせることができるのは大きなメリットと言えます。
このセンタージップという配置も、むしろ子供用としてこそジップの上げやすさがメリットとして生きてきますね。
収納ケースも子供用のほうが少し大きめに作ってあり、サイズはかさみますが、子供が自分で片づけるのに無理のない設計になっています。
もちろん名前の通り丸洗いOKですし、ちょっと一段上の機能を親子おそろいで使いたいという人には特におすすめです。
子供も親子でおそろいだとなんとなくうれしくて気に入ってくれるかもしれませんね。
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おわりに
以上、ファミリーにおすすめのキャンプ用シュラフを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
いろいろなシュラフの特徴をつかんでもらえたでしょうか?
シュラフはキャンプでの必須アイテムということもあり、各社から本当にいろいろな製品が出ていますので、自分に合うのはどれかなーというのを想像しながら選んでもらえたらと思います。
今回の記事がみなさんのシュラフ選びの参考になれば幸いです!
※実売価格は記事執筆時のネット上での実売価格となり、変動するものなのでご了承ください。
他にもマミー型のシュラフについて知りたいという人はこちらの記事もご覧ください。
Photo by Martin Jernberg on Unsplash
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