【ギア】Osprey kestrel38を徹底レビュー!優秀なアタッチメントの使い方も紹介!
最近の登山用のリュックって本当に機能が満載ですよね。
今回はその中でも個人的に一押しのOsprey kestrel38(オスプレー ケストレル38 )の紹介をしたいと思います!
登山用途目線で書いていきますが、ソロキャンにも適していますよ!
この記事はどんな人向け?
・登山用リュックを探している人
・キャンプ用リュックを探している人
目次
基本スペック
・容量:38L、48Lの2種展開
・重量:1.54kg、1.63kg
・サイズ:S/M、M/Lの2種
・カラー:ドラゴンレッド、ジャングルグリーン、アッシュグレー、オーシャンブルー
容量は38L、48Lの2種類あり、 さらにサイズが2つに分かれています。
サイズはM/Lが標準で、S/Mになるとそれぞれ2Lずつ容量が下がり、36L、46Lになります。
重量もケストレル38で800g、ケストレル48で700g軽くなります。
S/MとM/Lは容量で決めるのではなく、背面長が合うかどうかで決めると良いと思います。
日帰り登山、2,3日の小屋泊、1泊のテント泊など幅広く使うことができ、初級者から中・上級者まで使いやすいモデルだと思います。
ちなみにケストレルと対応する女性モデルはKyte(カイト)です。
ショルダーベルトとヒップベルトが女性専用設計になっています。
今回は僕が持っているケストレル38のM/Lを紹介します。
オススメポイント
使い方が豊富な外部アタッチメント
アタッチメントとは紐のようにブラブラしてるベルトのことを言っていますが、アタッチメントの使い方が分かってくると本当に便利です。
最初は全然よく分からなかったのですが、今ではケストレルでこの点が一番便利で気に入っています。
例えば
・マットを挟んだり
・上着を挟んだり
・トレッキングポールをつけたり
・クロックスをぶら下げたり
といろいろな使い方ができます。
マットは例えばこのように側面のコンプレッション用の部分を使ってもつけることができますし、下面の部分を使ってもつけることができます。
赤枠がアタッチメント 側面使用 下面使用
またトレッキングポールは登山に行くまでの電車などでは、このように表面につけることができます。
歩行中に岩場や鎖場などがあったりして頻繁にトレッキングポールをしまったり出したりしなければならないときはこのように簡易的につけることもできます。
引用元:オスプレーオンラインストアより
メッシュ仕様で風通しがよく、背面長の調整が可能なエアスケープバックパネル
背面は背中が蒸れないために立体的な形状でメッシュ仕様になっています。
これはなかなか良くて真夏に登っても蒸れる感じはかなり低減されます。
また、背面長はマジックテープで調整できるため、多くの人にフィットするようになっています。
メッシュで白っぽいところは立体的になってます 目盛を目安に背面長を調整
これがついていないと、背中全体にバランスよくフィットするか、ウエストベルトを締めたときにうまく荷重を分散できるか、などをチェックしながら背面長がちょうど良いものを選ぶ必要があり、自然と人によって合うリュックが限られてきますが、このシステムによって幅広い人にフィットするようになっています。
フィット感のあるウエストベルト
軽いハイキングぐらいだとウエストベルトは最悪なくても気にしない人もいるかもしれませんが、山小屋泊やテント泊をするようになり荷物が増えてくると、肩への荷重を分散させるために必須です。
そんなときにこのウエストベルトのフィット感がいまいちだと万事休すといっても過言ではありません。
僕は180cmで75kgぐらいの体型ですが、ばっちりフィットします。
ハイドレーションシステム対応
これはぶっちゃけまだ使ったことないのですが、夏場は水分補給のたびにリュックを下ろすのも面倒なので、便利だと思います。
ただ一緒に登る人も持っていないと結局止まって下ろすことになります。
僕がまだ使ってことないのは主にこれが理由ですね。
意外と容量のある雨蓋
ちょっとしたものを入れておくのに便利な雨蓋ですが、表側と裏側の両面にポケットがあります。
貴重品・ヘッドライト・行動食・ネックウォーマーぐらいは余裕で入ります。
状況に応じて出すようなものを入れておくのに便利です。
裏側は貴重品などをつないでおくストラップがついてます。
表側のポケット。けっこう容量あります。 裏側のポケット。ストラップつき。
サイドアクセス可能なジッパー
サイドジッパーアクセスがあるとパッキングにあまり神経質にならなくてよいので楽です。
僕はいつもインサレーションウェア(防寒用で中に着るもの)と飲料のどちらを上にするか迷いますが、横からアクセスできれば飲み物を比較的中の方に入れることもできます。
1気室と2気室が切り替えられるようになっている
気室のしきりのベルト長が調整できるようになっており必要に応じて1気室と2気室を切り替えることができます。
僕は基本的に2気室にして使っていて、雨具やゲイターを下の気室に入れてます。
長くすると1気室仕様。写真は2気室仕様のとき。
レインカバーが付属している
レインカバーが本体と一体になっており、底面の小さいポケットに収納されています。
(取り外しはできます)
別に買わなくていいのは良いですし、急な雨のときに便利です。
ただ、色が蛍光緑なのはちょっとびっくりしました。
あと1歩なポイント
ウエストベルトのジップポケットが小さい
ウエストベルトを締めるとポケットが使いにくくなり、iPhone8などの大きめのスマホが入れづらいです。
僕はヤマレコマップを頼りに登山をするのと、写真を撮ったりするのでけっこう頻繁に出し入れをするので、ウエストベルトのポケットに入ってほしかったです。
パンツのポケットに入れていると岩場などで邪魔ですしね。
なので、こんな感じでMILLETのミニバッグをつけて、スマホとともに携行食のチョコや応急グッズのバンドエイドなどを入れています。
リュック自体が自立しづらい
自立しづらいと休憩のときや、電車での移動中などに意外に面倒です。
僕が普通に入れると自立しないですが、これはもしかしたらパッキングのしかたで重心を調整したら改善できるのかもしれません。
この点は精進しないとですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回はケストレルの38についていい点と悪い点をそれぞれ紹介しました。
が、基本的には非常に優秀なリュックだと思います。
基本的に登山用途の目線で書いていきましたが、僕はソロキャンのときも使っており、非常に使いやすいです。
ぜひ、本格的なリュックを探している人は検討してみてはいかがでしょうか?
実際にパッキングをしてみた記事もありますので、よろしければ合わせてご覧ください。
3件のピンバック
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