メッシュ素材の焚き火台は大きさがあるのに軽量でコンパクト収納!おすすめ8選紹介!
皆さんはどんな焚き火台を使っていますか?
従来の焚き火台はそれなりにサイズがあり、どちらかというと家族で使うのに向いているようなものが多いですが、最近はソロキャンプが流行っているのもあり、焚き火台も小型でコンパクトなものがたくさん出てきています。
ところが、今度は焚き火台に合わせて薪を細かく割ったりする必要が出てきて、そのためにナイフや斧、鉈などの荷物が増えてしまったりして本末転倒、なんてことも起こったりします。
そこで今回はコンパクトな収納と軽量性、そしてそれなりのサイズを両立したメッシュ素材の焚き火台を紹介していきたいと思います!
この記事はどんな人向け?
・メッシュ素材の焚き火台について知りたい人
・ソロキャンプ用の焚き火台を探しているが、それなりの大きさも重視したい人
・替えのメッシュについても知りたい人
目次
そもそも焚き火台とは?
植生保護などの観点から地面で直接焚き火をしない代わりに使う台。
まず、そもそも焚き火台とはですが、地面を保護するために焚き火を乗せる台のことです。
昨今は直火禁止のキャンプ場がほとんどのため、キャンプ場で焚き火をするには基本的には焚き火台が必要になります。
芝生を焼いて傷めないためであったり、燃え残りの炭を放置させないためだったり、理由はいろいろとありますが、キャンプは自然の中で楽しむものなので、最低限自然に対する意識が必要です。
と、堅苦しいことが書きましたが、実際焚き火台があると焚き火も料理も快適にすることができるので、みなさん好みに合うものを選び、楽しんで使っているのが実状だと思います。
メッシュ素材の焚き火台の特徴
軽量・コンパクト収納・簡単組み立ての三拍子そろったのがメッシュ素材の焚き火台。
事実上焚き火台がキャンプの必需品となる中、メッシュ素材の焚き火台が注目を集めているのは、やはり軽量・コンパクト収納・簡単組み立ての三拍子が揃っているからではないでしょうか?
従来の焚き火台は言ってみれば金属の器であるため、それなりに重量があるものが多く、車で運ぶには問題ありませんが、ツーリングキャンプや徒歩でのキャンプに向いているとはいいがたいものがほとんどでした。
その点、メッシュ素材ならまず単純に軽いです。
そして、上の写真のように丸めることができるのでコンパクトに収納することができます。
これは金属板の焚き火台ではどう頑張ってもマネできないメッシュ焚き火台だけのメリットですね。
また、基本的には架台にこのメッシュを乗せるだけの簡単な構造の焚き火台が多いので、組み立てもラクラクです。
デメリットはメッシュ部が消耗品であることと風に弱いこと。
ここまでだといいことづくめな感じのメッシュ素材の焚き火台ですが、もちろんデメリットもあります。
まず1つ目はメッシュ部が消耗品であるということです。
メッシュ素材の焚き火自体は安いですが、替えのメッシュ自体の価格や手に入りやすさは確認しておきたいところです。
今回は替えのメッシュとして使えて、手に入りやすものも合わせて紹介していきます。
ちなみに純正の替えメッシュがなくてもサイズが合えば汎用品も使うことができます。
42×42cmのものが多いので、だいたいそのぐらいのサイズなら汎用類似品を用いるのがコスパ的にも良いと思います。
一応ユニフレームのものと同じ特殊耐熱鋼のものがあります。
もう一つは風に弱いことです。
メッシュに薪を乗せて燃やすだけなので、空気は通りやすく燃えやすいですが、逆に風が強いときは遮るものが何もなく丸腰状態になります。
風防を別途使う手もありますが、荷物が増えるのでせっかくの軽量化を相殺しない程度にしようと思うと悩ましいところです。
安定してどんなコンディションでも料理をしたりという用途には適さないかもしれません。
いずれにしても他の焚き火台以上にメリットとデメリットを踏まえて選ぶべきなのが、このメッシュ素材の焚き火台です。
おすすめのメッシュ素材焚き火台8選!
[UNIFLAME(ユニフレーム)] ファイアスタンドⅡ
メッシュ焚き火台の中でも高品質で軽量性が高いのが強み。
ファイアスタンドⅡはユニフレームのメッシュ焚き火台です。
焚き火台ブームを作ったとも言えるsnowpeakの焚火台が発売されたのと同じ1996年にはもうこのメッシュの焚き火台を発売していたというのだから驚きます。
今やファイアスタンドの類似品もたくさん世の中にあふれていますが、ユニフレームは新潟県燕三条の金物技術が強みの会社なので、品質は間違いないです。
似たような形状をしていてもユニフレームのファイアスタンドのほうが丈夫で軽量になっています。
メッシュには特殊耐熱鋼が使われていて、消耗品になるメッシュの品質も高いです。
メッシュ焚き火台の中で迷ったらまずユニフレームをチョイスしてみるのがおすすめです。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
ユニフレームの替えメッシュはネットだとなかなか見つけられないので、店舗に行くか、類似品を買うかですね。
個人的には消耗品と割り切って類似品を買うのがおすすめですね。
[BUNDOK (バンドック)] 焚き火スタンド ハンディ
コスパはNo.1。圧倒的な安さ。
焚き火スタンド ハンディはバンドックのメッシュ焚き火台です。
バンドックも実は新潟県燕三条の会社ですが、全般的に安価な製品が多い会社です。
見た目はユニフレームのファイアスタンドとほとんど同じですが、重さが2倍以上あります。
ただ、値段は1/3ぐらいで、圧倒的に安いです。
メッシュも架台もステンレス製なので、消耗もやや早い可能性がありますが、ユニフレーム1台使う間に3台買えるのでそんなに気にしなくてもいいかもしれないです。
使い捨てだとさすがにエコでなさすぎますけどね。
メッシュ焚き火台のお試しをしてみたいときには最適な製品です。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
こちらも類似品の替えメッシュが使えそうです。
[WAQ (ワック)] コンパクトファイアスタンド
バンドックに並ぶコスパの良さ。
コンパクトファイアスタンドはWAQのメッシュ焚き火台です。
と言っても、見た目はユニフレームやバンドックとほとんど同じです。特にバンドックの焚き火スタンド ハンディに激似ですね。
収納ケースまでほぼ同じなので笑ってしまいますが、サイズも重さも値段も同じぐらいなので、ほぼほぼ同じものと思ってよい気がします。
少し話は逸れますがWAQ自体はまだ数えるぐらいしか製品を出していませんが、キャプテンスタッグやバンドックに次ぐ国産激安ブランドとして成長していくかもしれないので、要チェックですね。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
替えメッシュは同じく類似品が使えそうです。
[DOD (ディーオーディー)] 秘密のグリルちゃん / 秘密グリルさん
斬新でインパクトのあるネーミングだけど、しっかり伴う機能性。
秘密のグリルちゃん / 秘密のグリルさんはいずれもDODから出ているメッシュ焚き火台です。
DODはいつもおもしろいネーミングですが、これもなかなかパンチがきいています。
ちなみにちゃんとさんでサイズ違いになっています。(秘密のグリルさんのほうが大きい)
ここまで架台にメッシュのみのシンプルな焚き火台が多かったですが、秘密のグリルちゃんは名前の通りグリル使いが想定されており、焼き網をセットすることができます。
付属品を合わせて重さを610gにまとめてきているので、かなり軽量と言えるのではないでしょうか?
収納もかなりコンパクトになり、今回紹介する中で最もコンパクトになります。
名前は半ばふざけているようなおもしろさですが、しっかり機能性が伴った製品と言えそうです。
さっと料理をするときは大丈夫だと思いますが、高さは少し低めなので特に焚き火をするときには下の地面に対する配慮は必要かもしれません。
ちなみに秘密のグリルさんはひとまわり大きくなりますが、重量がかなり重くなるので、用途にもよりますが秘密のグリルちゃんのほうがおすすめです。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
ちなみに純正の替えのメッシュは公式サイトの補修パーツのところから買うことができます。
新規会員登録が必要ですが無料なので、替えのメッシュを買いたい人は登録しましょう。
[LOGOS (ロゴス)] ROSY メッシュファイヤーピット
広げて差し込むだけの超簡単設営。コスパも良し。
ROSY メッシュファイヤーピットはロゴスのメッシュ焚き火台です。
架台がクロスしていて一体になっているので、本当に広げるだけの簡単な構造です。
クロスなので折りたたむとむしろ長くなってしまうのが玉に瑕ですが、細くはまとまるので長さが問題とならなければコンパクトにしまえると言えます。
メッシュ焚き火台はシンプルゆえにデザインが似てきてしまうので、ファイアスタンドとはちょっと違う形が欲しい場合はおすすめです。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
ロゴスも類似品が使えるサイズ感です。
[PAAGO WORKS (パーゴワークス)] 忍ばす焚き火台 NINJA FIRESTAND ニンジャファイアースタンド
まさに忍者のように忍ばすことができる軽さ。
ニンジャファイアースタンドはパーゴワークスのメッシュ焚き火台です。
パーゴワークスはニンジャをモチーフにした製品をたくさん出しているおもしろいメーカーです。
ニンジャファイアースタンドもその1つで収納ケースが巻物のようにまとまるところはニンジャっぽいですね。
中は部品が分けて収納でき、機能性も抜群です。
ただ、軽すぎるせいか若干安定性に欠けるようですので、料理をするときなど注意が必要です。
また、メッシュの焚き火台にしてはかなりお値段が張るのも気になるところです。
コンセプトに共感できてツボ!という人にはオススメという感じでしょうか。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
替えメッシュは約35×35cmとやや特殊なサイズで探しづらいですが、メーカーで一応用意されています。
が、ネットでは見つけづらいですね。
唯一ヨドバシ・ドット・コムでは見つけることができました。
公式サイトや店舗からの購入でもいいかもしれません。
[ブッシュクラフト株式会社] ウルトラライト ファイヤースタンド35×44 Ver.1.0
シンプル軽量でブッシュクラフト向きなミニマルスタイル。
ウルトラライトファイヤースタンドはブッシュクラフト株式会社から出ているその名の通り極めて軽いメッシュ焚き火台です。
構造が極めてシンプルでかなりの軽量化に成功しており、ニンジャファイアースタンドに次ぐ軽さです。
メリットはやはりとにかく軽くてコンパクトになることだと思います。
一方、デメリットは高さが低すぎるところです。
他のメッシュ焚き火台は最低でも20cm程度はありますが、ウルトラライトファイヤースタンドの高さはなんとわずか8cmです。
ブッシュクラフトライクでいいんですが、地面が芝だと焦げる近さなので、焚き火シートなどを併用したほうがいいかなと思います。
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※表がはみ出ている場合は右スクロールできます。
替えメッシュは35×44cmというメッシュ焚き火台としてはかなり特殊なサイズなので純正でないと困りますが、幸い純正品が出ており、ネットでも入手可能です。
おわりに
以上、今回はメッシュ素材の焚き火台を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
メッシュ素材の焚き火台の最大のメリットは軽さ・コンパクトさと使用サイズの両立ですが、風への弱さや、替えメッシュ、安定性、使い勝手などいろいろ注意点も多いことがお分かりいただけたと思います。
基本的には軽さを重視したいソロキャンパー向けにはなると思いますが、燃料効率は良くスムーズなので、料理用と別に焚き火用のサブを持ちたい人にもいいかもしれないですね。
気になった人は値段が安いということもあるので、ぜひ一度使ってみてください。
今回の記事がみなさんのメッシュ焚き火台選びの参考になれば幸いです!
※実売価格は記事執筆時のネット上での実売価格となり、変動するものなのでご了承ください。
別タイプの軽い焚き火台をお探しであればウッドストーブなどはいかがでしょうか?
定番の焚き火台について知りたいという人はこちらの記事もご覧ください。
Photo by Patrick Hendry on Unsplash