DOD(ディーオーディー)のワンポールテントはコスパ最強でサイズもたくさん!

ワンポールテントってかっこいいですよね!1本で立てるシンプルなつくりはキャンパーの心をわしづかみにして離しません。

自分もワンポールテントに挑戦したい!という人は多いと思うのですが、各メーカーたくさん出していて意外とどれを選んでいいか分からないですよね。

実は、各メーカーで特徴が結構違うので、自分の目的や使い方をイメージするとだいぶ選びやすくなります。

なぜなら、特にワンポールテントはコスパに振っているものとオシャレ・高機能に振っているもので二極化しているからです。

この記事では、コスパに振っていてかつオシャレなワンポールテントとしてDOD(ディーオーディー)のワンポールテントS・M・Lを取り上げます。

記事を読み終えると、DODのワンポールテントの特徴や用途に適したサイズが分かるようになっていると思いますよ!

この記事はどんな人向け?
・ワンポールテントに興味があるけど、どれを選んでいいか分からない人
・コスパの高いオシャレなワンポールテントを探している人
・DODのテントに興味がある人

目次

  1. ワンポールテントとは?
  2. DOD(ディーオーディー)のワンポールテントの特徴
  3. ワンポールテントL
  4. ワンポールテントM
  5. ワンポールテントS
  6. 合わせて買いたいオススメの付属品
  7. おわりに

ワンポールテントとは?

引用元:DOD公式サイトより

まずそもそもワンポールテントについてですが、読んで字のごとくポールが1本しかないテントのことです。

おそらく多くの人がサーカスのテントでイメージする形と同じような形で、真ん中に1本ポールが立っているだけの非常にシンプルな構造で設営が簡単なことが特徴です。

対して最も一般的なテントといえばドームテントになると思いますが、ドームテントは最低でも2本のポールがあり、ワンポールテントに比べると設営が煩雑になるのは否めません。

メリットはシンプル故の直観的で簡単な設営ができることや(個人の感性によりますが)オシャレなことです。

デメリットはポールが1本しかないので、面積の割に居室が窮屈になることです。

中央は非常に高さがありますが、端のほうは高さがないのでデッドスペースになりがちです。

また、高さのある中央もポールが1本立っているので意外と邪魔という人も多いです。

ただ、この少し不便なところもレイアウトの腕の見せ所!ということでうまくアレンジして楽しんでいる人が多いですね。

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DOD(ディーオーディー)のワンポールテントの特徴

スタンダードなティピー型テント

DOD(ディーオーディー)(旧:ドッペルギャンガーアウトドア)のワンポールテントはDODには珍しくとてもスタンダードなティピー型のテントであることが特徴です。

DODといえばレンコンテントやタケノコテントのようにネーミングもデザインも非常にユニークで遊び心が溢れる商品が多いですが、このワンポールテントシリーズは良くも悪くもスタンダードです。

むしろシンプル故に非常に使いやすく、サイトのコーディネートにこだわりたい人にも合わせやすいデザインになっていると言えそうです。

サイズ3種・カラーは3色の展開

デザインがスタンダードである代わりにサイズがS・M・Lの3種類展開、カラーもそれぞれタン・ベージュ・ブラックの3色展開となっています。

多くのメーカーでサイズもカラーもせいぜい1~2種であることが多いので、これはけっこう珍しいと思います。

ソロにはちょっと大きいけど、家族連れには小さいな…みたいなことがなく、自分の用途に適したものを選ぶことができます

また、カラーもテントにおいてはよくみられるタンやベージュカラーに加えてブラックがあるのも面白いですね。

ブラックは他の色に比べて遮光性が高くなるので、遮光性を求めたい人はブラックがいいと思います。

フライシートとインナーテント

フライシートはS・Mが75D(デニール)でLが150DのポリエステルでPU(ポリウレタン)コーティングがされており、耐水圧は2,000mmです。

素材としては一般的なテントのスペックを備えていると言えそうです。

また、フライシート+メインポールに加え、いずれのサイズも全面メッシュのインナーテントが付属しています。

つまりフロアレスのシェルターというよりは文字通りワンポールテントを前提としています。

こちらのフロアもフライと同材質で耐水圧は5,000mmですが、何らかのグラウンドシートは用意したほうが安心でしょう。

もちろん専用のものも用意されています。

ちなみにインナーテントは全面メッシュなので通気性は抜群です。

その他にも設営に必要なロープはテントに取り付け済みで、Lはネイルペグ、S・Mはアルミ製のV型ペグが付属しています。

圧倒的なコストパフォーマンス

DODのワンポールテントで最も特筆すべきはコストパフォーマンスだと思います。

グラウンドシートやキャノピーポールは別途買う必要がありますが、それを合わせても非常に安価で、2020年3月時点ではざっくりとS:約1万円強、M:2万円弱、L:3万円台という感じです。(値段は変わるので、後述リンクからご確認ください)

コスパが良いワンポールテントとしては最強の部類に入ると思います。

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ワンポールテントL

【スペック】

組立サイズ(外寸)
(約)W460×D460×H300cm
インナーサイズ
(約)W410×D360×H300cm
収納サイズ
(約)W62×D25×H25cm
重量(付属品含む)
(約)12kg
収容可能人数
大人8名
材質
フライシート:150D ポリエステル (PUコーティング)
フロア:210D ポリエステル (PUコーティング)
メインポール:スチール
最低耐水圧
フライシート:2000mm、フロア:5000mm
付属品
キャリーバッグ、ペグ×20本、ロープ×8本(テントに取り付け済)

引用元:DOD公式サイトより

広々使いたい家族連れやグルキャンに最適

Lサイズは8人用のワンポールテントで、ビッグワンポールテントの後継商品となります。

8人だといっぱいいっぱいだと思いますので、荷物も考えると6~7人ぐらいがちょうどいいのかなと思います。

そのため、広々とキャンプをしたい家族連れやグルキャン用途に最適と言えそうです。

スペックの違い:生地、ペグ、キャノピー、入り口×2

細かくスペックを見てみると、S・M・Lで一番違うのがLです。

まず生地ですが、材質を見ると分かるように、Dで示されるデニール数がフライシート、フロアともにあがっています

デニールは女性のほうがストッキングなどでなじみのある単位だと思いますが、ざっくり言うとデニール数があがると生地が厚く丈夫になると思えばいいです。

ペグは他がV字アルミペグなのに対して、Lだけネイルペグになっています。

大きくて生地も丈夫になった分重くなるので、ネイルペグになったことでしっかりペグダウンできそうです。

またポールは別売りですが、キャノピードアとなります。

とはいえ、ティピーテントなので雨の日に下に入れるほどではありません。

広々と使うならタープとの連携がオススメです。

そして入り口は前と裏側で計2つあるというのも特徴です。

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ワンポールテントM

【スペック】

組立サイズ(外寸)
(約)W390×D335×H185cm
インナーサイズ
(約)W330×D280×H185cm
収納サイズ
(約)直径17×長さ52cm
重量(付属品含む)
(約)4.5g
収容可能人数
大人5名
材質
フライシート、フロア:75D ポリエステル (PUコーティング)
メインポール:スチール
最低耐水圧
フライシート:2000mm
フロア:5000mm
付属品
アルミ製V型ペグ、ロープ、キャリーバッグ

引用元:DOD公式サイトより

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ゆったり使いたいカップル~ミニマルスタイルのファミリーまで

Mサイズは5人用のワンポールテントです。

これも5人いっぱいいっぱいよりは2~4人ぐらいでゆったり使うのがよさそうです。

2人でカップル使用だとかなーりゆったりスペースを使えると思いますし、4人でも十分なスペースがあるという印象です。

そのため、カップルからややミニマルなファミリーに特にオススメです。

ティピータイプで寸法ほどは広く感じないと思うので、4人家族でゆったり使いたければLでもいいかもしれませんが、逆にミニマルに行きたいというのであればMがハマると思います。

Lより大幅に軽量でありながら、居住性も確保

材質や付属ペグなどのスペックはSと共通となりますので、軽量化と居住性の両立がMの一番の特徴だと思います。

生地が薄くなった分、重量はLの12kgからMでは4.5kgと大幅に軽量化に成功しています。

2020年3月ごろのHPではベージュだけ4.1kgと書いてあるなどスペックが若干違うのですが、たぶん4.5kgだと思います。

この軽量化で4人ぐらいまでは快適に過ごせる居住性があるのがいいですね。

S・M・Lの中で一番お手軽でかつバランスがいいテントがMと言えるのではないでしょうか?

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ワンポールテントS

【スペック】

組立サイズ(外寸)
(約)W320×D270×H170cm
インナーサイズ
(約)W270×D230×H170cm
収納サイズ
(約)W52×D14×H14cm
重量(付属品含む)
(約)3.1kg
収容可能人数
大人3名
材質
フライシート、フロア:75D ポリエステル (PUコーティング)
メインポール:スチール
最低耐水圧
フライシート:2000mm
フロア:5000mm
付属品
キャリーバッグ、ペグ×13本、ロープ×6本(テントに取り付け済)

引用元:DOD公式サイトより

ソロやカップルにオススメなお手軽サイズのワンポールテント

Sサイズは3人用のワンポールテントです。詳細スペックはMと同じため割愛します。

これも-1人の2人ぐらいまでが快適に過ごせる人数だと思いますが、ソロやカップルならではのミニマルさを追求したいなら断然Sだと思います。

あとは絶妙な高さの差があるので身長で選んでもいいかもしれませんね。

僕は180cmぐらいあるので、Mを選んでしまいますね。

ミニマルなサイズと圧倒的なコスパ

上述のように収納サイズはMとそこまで変わりませんが、バイクでのキャンプツーリングで少しでも荷物を軽くしたい場合や、子供もいないのでそんなに広くなくてもいいかなーという場合にハマるサイズです。

また、特筆すべきは圧倒的なコスパだと思います。とにかく安いです。

ソロテントでも1万円でこんなにオシャレなものはなかなかないので、これからキャンプを始めてみたいという人はとりあえず最初の選択肢としては非常に良いんじゃないかと思います。

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合わせて買いたいオススメの付属品

グラウンドシート

上述の通りですが、インナーテントもついていて床ありスタイルが基本となるので、グラウンドシートはあったほうが良いと思います。

ぶっちゃけレジャーシートでもいいですが、床の形はS・Mは六角形、Lは八角形なのとそんなに高くないので、専用品を買ってしまうのがピッタリでストレスがないと思います。

さすがにレジャーシートのほうが安いですが、そこそこ厚みのあるものを買うと意外とお値段が張りますのでぜひ比較してみてください。

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キャノピーポール

これはL限定ですが、キャノピードアを立てるためのポールです。

2本セットなのに1,000円強というのはこれまた圧倒的コスパ!

キャノピーポールは持っておくと後々タープアレンジにも使えたりするのでオススメです。

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フタマタノキワミ/フタマタノサソイ

最後のオススメオプションは変わった独特なネーミングのフタマタノキワミ/フタマタノサソイです。

これはワンポールテントの真ん中のポールが邪魔という弱点を解消するべく、二又にして居住空間を確保しようというアイデア商品です。

フタマタノキワミとフタマタノサソイの違いはポールの有無です。

フタマタノキワミはポール有りでフタマタノサソイが無しです。

DODのビッグタープポールを持っている人は互換性があるので、必要な長さによってはポール無しのフタマタノサソイで大丈夫です。

これをやるとポールが2本になるので厳密にはワンポールテントではなくなるのですが、やはりワンポールテントの真ん中のポールは邪魔だと思っている人が多いらしく、他のワンポールテントやワンポールシェルターを持っているキャンパーの間でも二股化が流行っています。

ちなみにこのフタマタノキワミ/フタマタノサソイはワンポールテントS・M・Lの全サイズに使うことができます

どうでもいいですが、このネーミングを考えた人は同世代な気がしますね笑

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おわりに

今回はDOD(ディーオーディー)のワンポールテントS・M・Lについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

自分にあったワンポールテントがどれか分かってきたのではないでしょうか?

ワンポールテントの中でここまでコスパ抜群でオシャレな商品は他にはないと思いますし、サイズやカラーバリエーションも豊富なので、ワンポールテントに興味があるという人は自分にあうものをチョイスして、キャンプ場に足を運んでみましょう!

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2件のピンバック

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