【レビュー】ツインピルツフォークTCを実際に使ってみての感想!白テントの魔力と設営のコツ

「ツインポールテントって設営は楽?」「TC素材の白は汚れが目立たない?」
そんな疑問を抱えながら、ツインピルツフォークTCの購入を迷っている方も多いかもしれません。

実際にこのテントを愛用している僕が、現場でのリアルな使用感から、公式カタログには載っていない「嬉しい誤算」まで徹底的にレビューします。

少し前に(今も?)テンマクデザインのサーカスTCが一世を風靡してからワンポールテントの設営の楽さはみなさんご存知の通りかなと思いますが、ツインポールテントならそれに居住性も追加で確保できて個人的にとても好きなタイプのテントです。

もう廃盤で流通分だけだと思うのですが、まだ大手ECサイトでも売っていて、しかも半値ぐらいになっているので気になっている人はチャンスです。

ツインピルツフォークTCだけでなく、ツインポール自体が気になっている人もぜひ見ていってください。

この記事はどんな人向け?
・ツインポールテント(シェルター)の購入を真剣に悩んでいる人
・TC素材(ポリコットン)の風合いや機能性が気になっている人
・「白いテント」は汚れやすいのでは?と一歩踏み出せずにいる人
・設営が楽で、なおかつ「映える」キャンプサイトを作りたい人

目次

  1. ツインピルツフォークTCとは?
  2. 実際に使ってわかった「ツインピルツ」の魅力
  3. 覚悟しておくべき「デメリット」と現実
  4. 設営と居住性を高めるコツ
  5. インナーテント、どうしてる?
  6. 設営と撤収の手順
  7. 持って帰ってきてからのメンテナンス
  8. おわりに

ツインピルツフォークTCとは?

ogawa(オガワ)を代表するロングセラーシェルター「ツインピルツフォーク」を、通気性と遮光性に優れたTC素材(ポリエステル+コットン混紡)で仕上げたモデルです。

2本のポールで立ち上がる「ツインポール(ツーポール)」構造を採用しており、設営のシンプルさと、幕体の張り方次第で多彩なアレンジができるのが最大の特徴です。

また、二又ポールやインナーテントが公式で発売されており、そこでもアレンジが増えるのが魅力です。

特にこのTCモデルは、美しいオフホワイトのカラーがキャンプサイトに映えるだけでなく、焚き火の火の粉に強く、結露しにくいという、実用面でも非常に高いスペックを誇ります。

惜しくも生産は終了して流通分のみと思われますが、その分大幅に値引きされており、気になっている人は安く手に入れるチャンスとなっています。

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実際に使ってわかった「ツインピルツ」の魅力

驚くほど「設営が楽」なシンプル構造

一見複雑そうな形状ですが、構造はいたってシンプル。

最低8箇所をペグダウンして2本のポールを立てるだけです。

慣れれば一人でも短時間で立ち上がります。

現に5歳児との2人での子連れキャャンプで何度も1人で設営に成功しています。

強風でコンディションが最悪なときも1人で立てることができていますので、簡単さは折り紙付きかなと思います。

(さすがに上述8箇所のペグに加えて、ストームロープやスカートのペグダウンはありったけしましたが)

二又ポールの導入で居住性を最大化する

公式から出ている二又ポールですが、僕はツインポールの片方を二股ポールに変えています。

立てるのがポールに比べるとやや面倒になりますが誤差の範囲ですし、やはりこれにすることで大きく居住性が改善しますので、導入がオススメです。

「白い幕体」が生み出すコントラスト

このテントの最大の魅力の1つは、やはり白い幕体にあるのではないでしょうか。

 外から見ると映える

昼間にフィールドで白い幕体が映えるのはもちろんですが、夜に中でランタンを灯すと、テント全体がぼんやりと光り、白い幕体が美しい影を描き出します。

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 意外と汚れない

「白は汚れそう」と敬遠されがちですが、砂埃は意外と目立ちません。

もちろん汚れないように配慮はしていますが、裾のスカートはポリ素材で黒っぽい灰色ですし、意外と汚れません。

多少の汚れならTC素材の風合いが味に見せてくれます。

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プロジェクターとの相性が最高(嬉しい誤算)

白いTC素材の内壁は、最高のスクリーンになります。

これは正直買う前はあまり意識していなかったんですが、だいぶ嬉しい誤算でした。
テント内でプロジェクターを投影すると、発色が非常に良く、映画鑑賞のクオリティが上がります。

完全に平坦なスクリーンとまでは行きませんが、なかなかの見やすさです。

家族での「おこもりキャンプ」が最高の思い出に変わりました。

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覚悟しておくべき「デメリット」と現実

TC素材ゆえの重さとサイズ感

TC素材(ポリコットン)の宿命ですが、ある程度の重さと大きさはあります。

それでも他のTC素材の大型テントと比べたらマシかなとは思いますが、車への積み込みや、帰宅後の乾燥にはそれなりの気合とスペースが必要です。

ただ、乾燥についてはある程度乾いた状態で持って来れればそんなにスペースを使わなくてもなんとかなります。(後述)

ペグは付属ではなく「強固なもの」を買い足すべし

ペグはこのテントに限らないですが、付属のものでなく、追加でしっかりしたものがあると安心です。

僕はエリステタイプ(あくまでタイプ)の30cmペグを使っています。

重くなりますし、たくさん買うとそれなりに根も張りますが、ケチらないほうが良いところです。

最初の頃は付属のペグが抜けまくって、バーナーでタープに穴が開いたこともあったなぁ(遠い目

今思うと普通にめちゃくちゃ危ないので、本当に気をつけてください。

ちなみにケースはメタルの工具箱を使っており、普通にカッコ良くて気に入っています。

あえて「パッカーン(全開)」しない勇気も必要

ツインピルツフォークTCといえばさまざまにアレンジ可能なパッカーンスタイルですが、「風が強い」「小雨が降っている」などの理由で、フルオープンにできない日もあったりします。

そういうときは当たり前に無理してパッカーンしない勇気、というか決断も必要です。

無理してテントが倒れた大変ですからね。

そんなときはストームロープマシマシのおこもりに切り替えて中で楽しむのが吉です。

デッドスペースを減らすためのひと工夫

ワンポールテントよりは広いとはいえ、そのまま立てるだけだと、端の方がデッドスペースになりがちです。

二又ポールを使ったり、外からガイドロープでグッと引っ張っるとけっこういい感じに広くなります。

それだけで?という感じですが、体感はかなり良くなりますのでお試しあれです。

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設営と居住性を高めるコツ

ペグ配置のラミネート化で設営を時短

設営を時短するための裏技です。
ペグの位置関係を印刷した紙をラミネートし、設営ガイドとして持ち歩いています。これを広げるだけで、迷わず正確な位置にペグを打てるようになります。

「地べたスタイル」が意外といい

ツインピルツは床がないシェルタータイプのテントなので、土足でテーブルスタイルにするか、グラウンドシートをベット導入する必要があります。

僕は意外と地べたスタイルがいいなと思っていて、ユタカメイクの巨大シートを敷いています。
椅子や机もなんだかんだで子ども用に置いていますが、調理など床の方が広大な空間を贅沢に使えます。

中で前面に敷かなくても、折り曲げたりして地べた面と靴でも入れる面を両方作るのもオススメです。

サイズは5.4m×5.4mがちょうどいい感じです。

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インナーテント、どうしてる?

公式のインナーテントは当然ピッタリ収まり質も良いのですが、正直、「高い」と感じる方も多いはずです。

また専用のインナーを買うとこのテントにしか使えないので、もうちょっと汎用的なものがほしいなぁと思ったりもします。

カンガルースタイルで解決

結果として僕は公式ではなく、FIELDOOR(フィールドア)の小型テントを中に入れて使っています。
・安価で設営が簡単。

・意外とシンデレラフィット
・自立するので、他のテントでも使える。

この辺がお気に入りなポイントですね。

収納も配慮されていて、縛るバンドが付属していたりするのも日本メーカーならではという気がして良いところです。

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設営と撤収の手順

設営の流れ

設営は上述のラミネートペグ配置を使いながら、やっていきます。

  1. グラウンドシートを広げて、左右幅の中央にテントを置く。
    グラウンドシートは飛ばないように荷物で押さえる。
  2. 広げていく。
  3. 左右にも広げていく。
  4. 右下図の赤丸を参考に8か所ペグを打っていく。
    ツインポールの根元を中心に、185cmの位置にペグを打っていく。
  5. 中に入ってポールを立てていく。
    二又の場合はマジックテープも止めていく。
  6. 完成!
    必要に応じてストームロープ(ガイロープ)も張る。
  7. ポールで外から引っ張ると中も広くなり、使いやすくなります!

この日はめちゃ強風でしたが、無事に1人で設営できました。

それぐらい設営が簡単なテントですね。

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ちなみにこの手順はこちらのサイトを参考にさせていただきました。

撤収の流れ

TCテントは濡れると重さが倍増します。
撤収時は、下に敷いているグラウンドシート(ユタカメイク等)を最後まで残し、その上で幕体を畳むのがコツです。

僕はそれもあって地べたスタイルにしているところも大きいですね。

地面の湿気や泥を吸わせないことが、メンテナンスを楽にする最大のポイントです。

  1. ストームロープ(ガイロープ)のペグを抜き、ポールを抜きます。
    グラウンドシートは敷いたままです。
  2. 半分に折り、立てたときの上部を向こう側、下部を手前側に揃えます。
  3. 左右を内側に折り、横長の長方形にします。
  4. さらに左右を内側に折り、縦長の長方形にします。
  5. 半分に折り、収納袋やポールを置いて幅を確認・調整します。
    基本は半分に折ればもうそれでOKのはずです。
  6. さっきの画像の上側から巻いていきます。
    なるべく空気を抜きながらタイトに巻くのがコツです。
    ついでにゴミなどが付いていたら落とします。
  7. 巻ききったらそのままでもいいですが、自分はマジックテープで留めています。
  8. これでぴったり入るはずです。
    万が一入らなくても、幅を調整して巻きなおせばOKです。
  9. あとはポールなども入れて完成!
    収納袋にも絞りが付いているので、コンパクトに収まります。

設営だけでなく、撤収も簡単なテントですね。

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持って帰ってきてからのメンテナンス

TC素材なのでやはり大敵なのがカビです。

湿気がこもった状態で仕舞い込んだら次に出すときには確実にカビています。

快晴のキャンプ場で撤収までに少し乾かしてから持ち帰るのがベストなのですが、そうもいかないこともあるかと思います。

完全に濡れて帰ってきたときは諦めてデイキャンプなどで干して欲しいですが、おおかた乾いていて完全に湿気も取りたいぐらいなら、案外広げなくてもサーキュレーターを当てまくるだけでもなんとかなります。

また、マンションや都市部でなかなかあらためて乾燥って難しいですよね。

気休めかもしれませんが、1週間ぐらいこのまま放っておいたりしています笑

ものすごいものぐさなやり方ですが、今までこれでカビたことはありません。

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おわりに

ツインピルツフォークTCは、扱いやすさと美しさを両立した、所有欲を満たしてくれるテントです。

プロジェクターを映して、静かな夜を過ごす贅沢は、このテントだからこそ味わえる体験かもしれません。

映えるためにキャンプをやっているわけじゃないと思ったりもしますが笑、きれいなテントは誰に見せるわけでなくとも、立てればやっぱり気分は上がりますし、なにより楽さなどの機能もあるのでオススメです。

ぜひともみなさんのキャンプライフの参考になれば幸いです!

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まるまる
  • まるまる
  • しがないサラリーマン。多趣味で休日は気ままに過ごす。
    長男・長女が生まれ、二児の父となった。
    長男は3歳ぐらいからキャンプに連れ出しており、冬場の夜・強風の夜・車中泊でも難なくこなすようになり、着々と教育が進んでいる。
    次は長女の番だが、正直おむつが取れてから連れていきたいと思っている。

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